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太陽についてちょっと考えてみましょう。

空に輝く太陽は、私たちに熱と光(光のおかげで、私たちは周囲のものを見ることができます)、それに生命を与えてくれます。

その一方で、熱や光が強過ぎると、私たちの体に害を及ぼします。


太陽は、生命の源であり、あらゆる生命体にとって不可欠な存在です。

中世の人々は、太陽の重要さから、太陽が宇宙の中心であると固く信じていました。

マリア・デュヴァルさんによると、太陽は理想の父親像を表しているそうです。


そして、私たちが年齢を重ねていくと、
太陽は、より普遍的に、男性全般を象徴するといいます。

こうした傾向は、特に女性に顕著です。

女性は太陽よりも月が象徴するものに関わりがあるからでしょう。

だから、女性が人生の中で大切に思う男性に、太陽のエネルギーが投影されるのです。

実際の太陽が体に害を及ぼすことがあるように、太陽が象徴するものも、度が過ぎれば、
私たちの成長を妨げることになります。

例えば、注目を集めようとしたり、自分のことに夢中になったりすると、
助けを求める人をないがしろにしてしまいます。

太陽は、“光り輝いた”り“生きていると実感する”ためには何が必要なのか、
象徴的にヒントをくれます。

太陽から教えを得ることが世間で推奨されているかどうかは関係ありません。

別の言い方をすれば、どんな待遇を受け、どのくらい認められれば、
“宇宙の中心”にいると思えるのか、理解するということです。

私は、人の出生占星図を見る時には、必ず父親との関係がどうだったかを尋ねます。

父親との関係が分かれば、自身をどう思っているか知ることができるし、
男性や権力者に対する見方も良く分かります。

出生占星図において、太陽は、自分探しの道がどのように進んでいくかも示してくれます。


これは、宿の位置や星回りから分かります。

太陽宮を見れば、その人がどんな人なのか分かります。

一方、上昇宮は、私たちが環境に適応するために目指すべき人物像を示してくれます。

上昇宮は、誕生の瞬間を表しています。


(生まれた時間が分からないと上昇宮は算出できません)そして、生まれて最初に私たちがとけこむべき場所は家庭です。


それから、学校、生活全般、人間関係など、様々な状況に適応していくのです。


太陽は、理性的で男らしく、外向きのエネルギーを象徴しており、その力は突出しています。
一方、月は、本能、内向性、女らしさ、そして非論理的なエネルギーの象徴です。

私の考えでは、太陽は私たちの理想を、
そして、月は私たちが必要とするものを象徴しています。

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