ペタしてねペタしてね


私はずっと超新星爆発に魅了されてきました。爆発時の光は神秘的です。
近くでまばゆく光るものもあれば、遠くでかすかに光るものもあります。

宇宙は依然として何らかの形で活動しているのが分かります。
生命体が存在しようがしまいが、宇宙は生きているのです。

超新星が生命を生み出してきたことをご存じですか?

私たちの体は、宇宙の一部なのです。

宇宙を構成する原子は、巨星の核融合炉で作り出されました。
この巨星は、太陽が誕生する何百万年も前に、超新星爆発を起こしました。

宇宙は想像を絶するほど広大なので、恒星の爆発は同じように毎日いくつも起きているのでしょう。

一方、私が読んだ本によると、最も新しい超新星は、
最終氷河期の真っただ中の3万5千年前に発生したそうです。

わずか150光年の距離で発生したので、オゾン層は吹き飛ばされてしまったに違いありません。
オゾン層は、環境保護主義者が述べているとおり、生命の存続に不可欠のものです。

それでも、生命はそれまでどおり存続しました。

この大変動に気づいた人は、どうやら誰もいなかったようです。

当時の洞窟壁画にも、この異常事態は全く描かれていません(科学者たちがこうした事実を知ったのは、現代になって氷床コアを調査してからです)。

人類は狩りを続けたし、狩りの獲物も相変わらず、十分にいました。

地球にどのくらい近い所で超新星爆発があったら、生きものが全滅するのでしょう?

その答えは誰も知りませんが、50~100光年未満というのが有力な説です。

ただ、ひとつだけ確かなことがあります。それは、太陽がいつか爆発するということです。

5千万年くらい後のことでしょうか。

それまでには、人類は遠く離れた惑星系に、新たに定住地を築いているかもしれませんね。

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