個人経営のレンタルビデオ店だけだった

こんにちは、よしまるです。

 

最近、Wワークとギャンブルの話題が中心で、風俗や女の子に関するものが少なかったので(それが求められているのかどうかは知りませんが)、今回は「アダルトビデオの思い出」。書き始めると長くなりそうなので、多分、何回かに分けてアップします。こうした話題が嫌いな方はどうぞスルーしてくださいチュー もともとここは自分で好き勝手なことを書き散らす場所なので……。

 

相鉄線かしわ台駅のすぐ近くにあったレンタルビデオ店「SKY」。昔はこうした個人経営のレンタルビデオショップばかりでした。このお店、なぜか敷地内で孔雀を飼っていましたね……

 

で、本題。

 

いわゆる「レンタルビデオショップ」がわたしの住んでいた街にポツポツと建ち始めたのは16~17歳の頃でした。1988~1989年あたりですね。資料によると、1987年の時点で日本全国でレンタルビデオショップは13,000店も存在したということですから、それほど栄えていない神奈川県のとある街に住んでいたわたしが初めてレンタルビデオ店を見たのが1988年頃だったとしたら、見事に辻褄(つじつま)が合います。

 

当時のレンタルビデオ店は個人経営の店舗が中心で、TSUTAYAやブロックバスターといった大型チェーン店はまだまだ珍しい存在でした。家庭用ビデオデッキの一般家庭への普及によって、レンタルビデオ店は「確実に儲かるビジネスモデル」「家を増築した程度のスペースで始められて大きな元手が不要!」などという謳い文句とともに、急速にその数を増やしていったのです。

 

「あっ、ここレンタルビデオショップになったんだ」ポーン

 

その頃、街を歩いているとしばしばそう呟くことがありました。土地持ちの人が空き地にちょっと建て増ししてレンタルビデオショップを開業する……。そんなことが頻繁にあったからです。今だったら差し詰め「あっ、ここもブックオフになったんだ」、みたいな感じでしょうか。(ちょっと違うか??)

 

レンタルビデオショップの「18禁コーナー」。初めて立ち入る時は本当にドキドキしました……

 

レンタルビデオショップといえば、お店の奥に必ずあるのが18禁コーナーいわゆるアダルトビデオの棚です。一歩中に足を踏み入れれば、そこにはめくるめく官能の世界が広がっていますラブラブラブラブラブ

 

ただ、先ほど書いたように当時のわたしはまだ18歳未満の身……。アダルトビデオ(AV)をレンタルすることはできません。仮にAVを手に取ってカウンターに持っていって、ショップの店員さんに「身分証明書を確認させていただきます」なんて言われたら……。そんな恥辱にはとても耐えられません!(まだまだピュアな年頃でした)

 

でも、どうしてもAVを借りてみたい……!! どうしても、観たい!!!! その頃はインターネットなんて存在しないので、アダルトビデオを視聴するにはレンタルするか裏ルートから作品を入手するかして、“ブツ“そのものをデッキに挿入してブラウン管で再生するしかないのです。でも、でも……、18歳未満だから借りられない!!笑い泣き

 

そこでわたしがどうしたかというと、一般作品と18禁コーナーの境目に設置された棚に置いてあった「セクシーイメージビデオ」(18禁作品ではない“セクシービデオ”)を借りたのでした。ビデオのパッケージには薄衣(うすごろも)をまとった、まさに“セクシー“な女性の姿が……! 勇気を出して会員証とともにカウンターの店員さんにビデオを差し出します。そして……、無事に借りることができましたびっくりマークびっくりマーク

 

あくまでもイメージですけど、なんかこーんな感じの煽情的な女性の写真がパッケージに使われていました。

ジャケットの裏側(後ろ側)には、もちろん胸を露わにしたヌードも……

 

家に帰ってから家族が出かけたのを見計らって居間のビデオデッキ(昔の家庭では子供用の個室なんてなかった!)でこっそり再生。収録時間は30分。今のDVDは180分とか240分など長尺の収録時間のものが多いですが、磁気テープをグルグル巻き取る形態のVHSビデオテープの時代のAVやセクシービデオは、30分~60分が収録時間の平均値でした。

 

肝心のビデオの内容は……、薄着の女性がプールサイドを歩く……やがて水着(ビキニ)姿に……そして部屋へ……ブラを取って胸が露わになり……白い椅子に座るとなぜか絵筆を手に取って……絵筆で下着(パンティ)の上から自分の秘部をサワワサワワと撫でて……女性が色っぽい吐息とともに官能の表情を浮かべ……終了。おいっ!滝汗

 

本当にこれだけでした。絵筆であそこを撫でるのが最高のセクシーシーンだったんですよ! でも、その頃はAVやセクシービデオの“基準“が分からないですから、「こんなものか」と自分を納得させていました。とにかく、レンタルビデオ店やアダルトビデオが登場する前は、週刊誌のヌードグラビアと、自動販売機で販売されているビニ本くらいしか女性の裸の姿に接する機会がなかったんですから……。

 

ビニ本の自動販売機。昔は街中にもちょこちょこ設置されていました。わたしの住んでいた街では、なぜか雑木林とか藪の中に置いてあったんですよね。林の中の暗がりに建つビニ本の自販機……。今となっては懐かしい風景です

 

それから少しの時間が経ち、やがて18歳を迎え(1990年です!)、今度は大手を振って(というのもなんだか変ですが)本当のアダルトビデオを借りることになります。わたしがAVの棚で出会ったのは……。

 

長くなったので、今日はこの辺で失礼します。

お読みいただきありがとうございました。

「アダルトビデオのおもひで」……。何回か続けたいと思います。