お金がないのでまたまた競艇場へ行く | 52歳 一生底辺。もうフリーターでいいや

52歳 一生底辺。もうフリーターでいいや

ギャンブルとホッピーが好きな52歳 会社員です。20代でハマった競馬と風俗のせいで、人生ハチャメチャです。
最近、近所のラーメン屋さんで夜のアルバイトをはじめました。
いろいろと大変ですが、もう若くない身体に鞭打ってがんばっています。

 

高齢者施設の送迎車のようなバスの風景

こんにちは、よしまるです。

GWですね。わたしは営業の仕事をしているので、祝日は全て出勤です。

みなさんはGWを満喫されていますか?

 

先日(5月2日です)、仕事がお休みだったので自宅で洗濯などを済ませた後、どのように過ごそうかと考えたところ、結局、お金がないので競艇場へ行くことにしました。といっても、競艇場で舟券を買う訳ではありません。わたしは競馬専門のギャンブル依存症患者なので、競艇はやったことがないんです。競艇場を通り過ぎて荒川の土手に出て、良いお天気の中で本でも読もうと思って出かけたました。

 

競艇場近くの荒川の土手道です。とても良いお天気でした……

 

競艇について書かれた記事を読んだことがありますけど、競艇って90%の競走がスタートして最初のコーナーの周回の通過順で決まるんですよね? それって面白いんですか? 後方から一気の差し切り!……とか、あり得ないですよね。レーサーの個性なんかを考慮して予想するのが楽しいんですかね? 誰か競艇の魅力とか楽しみ方を教えてほしいです。

 

と、そんなことを考えながらJR埼京線の戸田公園駅へ。駅前からは戸田競艇場までの無料送迎バスが運行しているので、それに乗ればタダで競艇場へ行くことができるんです。バス乗り場へ行くと、「発車2分前でーす」という声が。ちょうど良いタイミングでバスに乗車。

 

ちょうどその日は戸田の開催日だったらしく、バスはほぼ満車の状態でした。しかし……、驚いたことに車内は、60歳代、70歳代、もしくはそれ以上かと思われる高齢の男性でいっぱいでした。中には足腰が弱っているために手すりにつかまりながらもバスの揺れに耐えられず、バスが交差点で右左折するたびに「おおお~ゲッソリと声を上げながらよろけているおっちゃんもいます。大丈夫か、おい?

 

バスを降りると、橋を渡ってスタンド方面へ歩きます。これから戦いに行くおっちゃん達の背中が……たくましいぜ!

 

これから戦いに行く男たち!

 

男たちの背中がたくましいぜ!(ほとんどの人は負けるんだろうけど……)

 

スタンドを通り過ぎて、横断歩道を渡り、階段を上がって土手の上へ出ると……快晴でした。良い天気だー。最近、寒いか暑いかどちらかの天気に振れてしまうことが多く、こういう“ちょうど良い心地良さ”って、なかなか感じられなくなっていますよね。

 

荒川の川っぷちです。ここは災害時などの非常時に使われる船着き場のようです

 

この日は荒川の縁まで下りて、水の音とひんやりとした風を感じながら本を読むことにしました。いま読んでいるのは、司馬遼太郎さんの『播磨灘物語』。黒田官兵衛の物語です。昭和50年代に出版された古本を購入しました。現在のようなオフセット印刷ではなく、職人さんが活字を拾って組み上げた凸版で印刷された「凸版印刷」の本です。ページを指で触れると、活字の凹凸を感じることができます。味わい深いです……。

 

司馬遼太郎『播磨灘物語』の古本。凸版印刷が味わい深い

 

一時間ほどを川べりで過ごし、再びバス乗り場へ。今度は戸田公園駅へ向かう車両に乗り込みます。バスは競艇場帰りのおじいちゃん達を満載して走ります。バスの座席でも読書を続けていたのですが、そんな時、一番後ろの座席から、ひとりのおっちゃんのこんな声が聞こえてきました。

 

「あーあ。競艇なんてやるもんじゃねーな……ショボーン

 

負けちゃったんでしょうね、たぶん。その気持ち、よく分かります。でも、ひと晩経てばまたやる気が出て、明日も同じバスで競艇場へ向かうのでしょう……。間違いなく。がんばれ、おっちゃん。

 

というわけで平和な一日を過ごし、GWの連休に突入。みなさまが行楽などおたのしみの間、昼夜ずっと働いております。でも、会社の近くには中央競馬のWINSがあるんですよね。ちょっと会社を抜け出せば馬券が買える環境です。やばいです。これを書いている今日(5月5日)は、NHKマイルカップの発走です。牡牝2歳GⅠ馬の激突! 勝のはどっちだ!? うおー、気になる……でも、なんとかギャンブル欲を抑え込みながら、今日も生きます。

 

お読みいただき、ありがとうございました。次回の更新がギャン依存スリップの報告にならないようにしたいです……。