ベースのまさやです
今日は俺が好きなベーシストを勝手に紹介するコーナー第二弾
今回は
シド・ヴィシャス
パンクを知らない人も名前くらい聞いたことあるでしょ?
椎名林檎の
「シドと白昼夢」
「ここでキスして」にも出てる
伝説のパンクロッカー
正直シドは…
ベースは下手くそ(笑)
ただ下手くそなのにかっこいい
それがまさにシド・ヴィシャスの魅力
ミュージシャンとしてというよりは
シドのパンクな生き様
反抗的で暴力的な思想
そんなシドの存在を知った当時の俺はすげぇ影響を受けた
シドはファッションセンスとスタイルの良さからヴィヴィアン・ウエストウッドに愛されてブランドを広めた存在でもあったしね
そんなシドヴィシャスの頭がイかれちゃってる伝説を少しだけ紹介しよう
ピストルズのライブ中
ステージに上がってきた客の頭をベースでぶん殴り失神させる
(シドと客の喧嘩は日常茶飯事)
麻薬中毒者だったシドはライブ中にカミソリで自分の身体に
「Gimme a Fix(一発くれ!)」と刻み
客からステージに投げ込まれた物が顔面に当たり鼻血まみれになりながらベースを弾き続けた
アメリカツアー中のパーキングエリアでカウボーイが食事をしているシドに
「お前がシドヴィシャスか?笑えるぜ!お前にこれが出来るか?」
とカウボーイは自分の手の平でタバコの火を消して見せた。
それを受けたシドは
ステーキの乗る皿の上に腕を出し
カウボーイを睨みながら平然と自分の腕にナイフを突き刺し
腕から滴る血がステーキに垂れているのも気にせずにステーキを食い続けた
それを見たカウボーイは青ざめた顔をして逃げたという
シドの大ファンだという女性ファンがバックステージで何か思い出になる記念が欲しいと言ってきた
そんな彼女をシドはソファに寝かせてフェラチオをさせたあと彼女の上に大便をした。
あるスタジオの屋上にて
自転車で柵のない屋上の端々をブレーキもかけず猛スピードで何周もかけ回り、スタジオのスタッフに
「やめろ!落ちたら死ぬぞ!」
と言われたシドは
「それだけかよ」と言い返した
など他にもまだまだぶっ飛びまくりの伝説があるシド・ヴィシャス
そんなシドは
社会への反抗心と有り余るエネルギーに満ち溢れた若者のカリスマになった
しかし
1979年にドラッグの過剰摂取により21歳の若さで死んだ
暴力的で反抗的な生き様
パンクの精神ってものを
そのまま体現した男
それがシド・ヴィシャス
まっ
実際こんな奴が身近にいたら
絶対仲良くならねぇけど(笑)
ただロックの歴史の中でピストルズやクラッシュ、ラモーンズっていうバンドはめちゃくちゃ重要なだったのは間違いない
パンクバンドが世に出る前のロックシーンは実力主義やテクニック思考に偏り
難解で複雑なことをするバンドばかりになってた時代で
そんなロックシーンに
「難しいことしてんじゃねぇよ.バーカ!コードかき鳴らして叫ぶのがロックじゃねぇのかよ!! 」
ってな感じで当時のロックに反抗して生まれたのがパンクなんだよね
要するにロックに喧嘩を売って生まれたのがパンクって感じ
だからこのシドが居たセックスピストルズやラモーンズ、クラッシュなどのパンクのカルチャーを作った奴らがいなければ
日本のブルーハーツやジュンスカ
後のハイスタやブラフマンなどの
メロコアバンド達も生まれてなかったはず
パンクを作ったピストルズ達に感謝やね
↓ピストルズYouTube↓
パンクだね~(笑)
イかれた感じが最高だね
以上
パンクを語るまさやでした。