今でこそ、スタダ(超特急・DISH//など)、
Kポップ(SHINee・BIGBANG
・東方神起・iKONなど)、
LDH(GENERATIONS
・THE RAMPAGEなど)、
エイベックス(AAA・Da-iCE・lolなど)、
二次元系(キングオブプリズムなど)
……と群雄割拠している
男性アイドル界。
どうしてこんなにアイドルが
日本の音楽シーンに多いのかというと、
それは一言でいうと
「儲かるから」である。
アイドルのCDは
いつもある程度の売り上げが見込める。
アイドルファンはCDを
(歌自体はそんなに好きじゃなくても)
「グッズ」として買ってくれたり、
コレクションしてくれる習性を持つ。
大がかりなライブを開催しなくても、
ちょっとしたミニライブ+握手会などの
販促イベントを企画するだけで
「アイドル自体に会うこと」を
目当てにファンは長者の列を作ってくれる。
アデルの新曲が
あまり出来が良くなかった場合、
アデルファンは
CDを買ってくれるだろうか?
スーダン・ボイルが握手会を
開催したところで、誰が列を
作ってくれるだろうか?(←失礼)
そんな巨額のお金が動く
男性アイドル界の頂点に
君臨しているのが、
言わずと知れた
「ジャニーズ事務所」である。
一説には「年商700億」
(上場企業でないため不明)とも
「自社タレント全員をこの先
一生食べさせていけるだけの
社内留保がある」とも囁かれる
一大帝国。
30年前は「男性アイドル」といえば
「ジャニーズ」しか存在しなかったが、
今はこんなにも競合が増えている。
個人的にこれは
良い流れであると思う。
一党独裁よりも、ライバルが
たくさんいた方が業界全体が
活気づくではないか。
というわけで、
いつの間にか増えていった
「ジャニーズ以外」の男性アイドルを
時代に沿って振り返る
特別企画を開始する。
「AAAって何て読むの?」とか
「ジュノンボーイグランプリは
小池徹平君までしか知らない」とか
仰るお父さん・お母さんに
優しい企画を目指したい。