国立前期二次試験も終わりましたが、本日は下書きのまま放置していた共テのお話を。


今年の共テは旧課程ということで私は静観というか傍観で、出題内容については全く把握していないのですがあせる

YouTubeのおすすめに上がってきた動画をいくつか見てみました。

その中でも分かりやすかったもの下矢印

※このブログでは今まで散々なことも書いておりますが、同意できる話は参考にしていますビックリマーク

・「共テ=基本問題」ではなくなった

・「2次で逆転」がほぼ無理になった

2次試験で取れる人が共テでも高得点を取っているので共テで差が着いたらもう逆転はできない。

逆に言えば、2次試験対策を早く仕上げた人が共テも取れる、ということですね。

ちなみに、

「難関大は2次試験比率が高いため受験勉強も2次試験対策中心でセンター対策は疎かになりがちだったが、足切りさえクリアすれば逆転合格できる可能性が高かった。

逆にセンター試験に力を入れすぎて、センターで高得点を取って2次試験で逆転不合格になる人も多かった。

上位進学校になるほど、センターを軽視する傾向が強かった。」

というのが私の知っている“昔の常識”です。


下矢印これは私も以前から予想していました。

・下位層の受験生が共通テストを受けなくなっている

Fラン大学や私立受験者の共テ回避で、共通テストには以前のような下位層の受験者がいなくなっている。

それなのに平均点が何年も変わらないということは、共通テストの難易度が上がっているということ。

私も以前から時々書いていますが、「平均の罠」ですね。

データは確認していませんが、おそらく共テ受験者内での二極化も進んでいるのではないでしょうか。

・塾がゴリゴリに対策している

各予備校が対策しすぎた結果、上位大学は共テでは差がつかなくなってしまった。

ネット社会で情報が津々浦々まで行き渡りましたし、数年前には遂に初のセンター満点が出ましたね。

難関大・上位大を目指して早くから対策を始める人とそうでない人の差もどんどん開いている気がします。


そして来年度についても恐ろしい話が不安

英語

・ポイントは読解スピード(単語や熟語をのんびりやっている場合ではない)

・来年はもっと量が増えるので、普段の演習で5分10分余らせるように

・「進捗を参考書では測れない時代が来た」

・リスニングは対策をしてきた子としていない子で差がついている

国語

・来年1番怖いのは国語。現代文は何が出るか本当にわからない

・サンプル問題は当然見ておく

・時間を確保する訓練をしておく

・古文漢文の単語はしっかり

・古典で時間を余らせて現代文に回す

数学

・今年は予想に反して難化しなかったが、センター試験時代とは違うということは理解しておく

・過去問で満足せず、少し難しい問題に挑戦する

・センター時代は2年目に難化した。例え来年難化しなくても再来年は難化する可能性があるので、危機感を持つこと


以上は自分用まとめなので、詳しく知りたい方は動画をご覧になってくださいねウインク




こういう動画って不安商法みたいな側面があって(「よく当たる占い師は悪いことしか言わない」という山岸凉子の漫画のセリフを思い出したわアセアセ、これだけ載せておくのは心苦しいので書いておきますが、塾や予備校の煽りに乗ってどんどん講座を取らせれば良いわけではもちろんありませんビックリマーク

大事なのは自分で考えることです。

具体的には、

1、現状把握(どの教科が苦手なのか、どの分野が苦手なのかの分析)

2、対策を検討(何を克服するか、或いは捨てるかを判断し、いつまでに何をどうやって終わらせるか計画を立てる)

3、2の実行(進捗を管理)

4、フィードバック(適宜模試を受け、結果を見て1→2→3を繰り返す)

というPDCAサイクルみたいなことを淡々とやってみる。

1、2は無駄を無くすまたは減らすのが目的で、1番大事なのは3、実行=「やる」ことです。

(私はこれができないのよね…爆笑

3、は本人以外にはできませんが、1、2、4は本人の負担軽減のために手伝いたいと考えています。

やるべきことをやって、それで合格できればそれで良し、合格できなくても頑張ったならそれで良し。

人にはどうしようもない生まれ持った能力差というものがあり、努力が報われるとは限りませんので、ちゃんと努力できたか、やれることをやり切れたかが重要で、合否はどうでも良いです。


私は娘と相談しながら参考書・問題集を選んだり学習計画表を作成しているのですが、子供と一緒に対策を考えてみることで「自分の受験」という自覚も促せると思います。

限定記事では詳細な計画を作成していて、ブロ友さんから「これはもう、仕事の域ですね」とコメントを頂いたことがあるのですが、計画の立て方、Excelの表の作り方(関数の使い方)など、意識して仕事で培ったあれこれを駆使しております爆笑

将来娘が社会人になった時に、仕事を進める際の練習にもなると思っています。

受験計画も含めた全てが勉強ですラブラブ


矛盾するようですが、考えるのが面倒臭い・時間がない・親の手に負えないという場合は、信頼できる担当者がいる塾(予備校)に丸投げでも全然構わないと思っていますニコニコ

私の場合は趣味と実益(お金を使わなくて済むアップ)を兼ねて、楽しみながらやっているだけなので音譜

ただ、これだけは言いたいびっくりマーク

現状分析すらせずに総額200万円分の講座を勧めてくるような担当者は信用しない方が良いですよーーえー

(実体験です笑





うちの娘の場合は東大や医学部などを目指しているわけではないので、これまで書いてきた通り

・化学は3月末までに全範囲を履修(独習、一部予備校の無料講座を活用)

・数学は7月中旬までに苦手分野を埋める

・国語は3月末までに対策本を終わらせる(深追いはしない)

・英語は単語と文法を少しずつやる

・情報は参考書を少しずつやる

・理数は夏休み前までに全範囲の演習を一通り終わらせる(二次試験対策)

・夏休みと同時に過去問対策を始め、10月末までに終わらせる

・物理と公民は授業内で完璧に

・一般入試になったら2次試験の演習・その他科目の復習と並行して公民の共テ対策もやる

という方針で良いかなと思いますニコニコ

あとは(娘が)やるだけびっくりマーク左矢印これが一番難しいあせる

焦らず・急がず・立ち止まらず。やるべきことを淡々と。


「よく当たる占い師は悪いことしか言わない。

悪いことが起きれば当たったことになるし、外れれば自分の予言によって救われたと言えるからだ」

弱みに付け込む輩には要注意ですね。