12月になりました。
初冠雪は11月でしたが、今朝は初めて地上でもうっすらと雪が積もり、最低気温は0度になりました。
いよいよ冬本番です。
(灯油代の請求が怖いよー)
先週から始まった娘の期末テストは今週火曜日に終わり、年内は来週末のGTECを残すのみです。
大学受験生の皆さんは受験勉強が佳境に入っていますよね。
推薦で既に受験を終えられた方、私立の推薦を受けている方、共通テストに向けて追い込みを始めた方、いろんなパターンがあると思いますが、それぞれの目標に向かって頑張ってください
本日は、娘ではなく私の話です。
もしかすると既に書いた事があるかもしれませんが、タイトルの通り、高1の2学期に定期テストで数学で18点を取ったことがあります
中間か期末かは忘れましたが、高校入学後初の赤点(40点以下)でした。
当時私の周囲にいた友達は真面目な子ばかりで、赤点を取った事がある子は1人もおらず、1学期から毎回半数以上の科目で赤点を取っている同じクラスのNちゃんの案内(?)で、初の追試に参加しました。
(このNちゃんはその後偏差値40台前半の7つの大学に落ちて教員採用試験合格率が驚異の100%という面倒見の良いFラン大に追加募集で入り、ストレートで教員採用試験に合格して実技教科の高校教員になりました。人生何が幸いするか分かりませんね)
追試は自席で受けたので席はポツポツ離れていましたが、45人のクラスで10人ちょっといたと思います。
入学して半年経っていましたが、私はその頃まだ仲の良い友達はいなくて、気の合わない人も含めた数人と付かず離れずで接していました。
(中3で人間関係最悪の1年間を過ごしたので、警戒していたというのもあります)
でも、追試では既に追試常連組のコミュニティが出来上がっていて、試験開始前の教室内は予想に反してとても楽しそうでした
その常連の中にO崎くん(まんまw)という超フレンドリーな男子がいて、
「おー、noriKa(全員の名前呼び捨て男子でした)
追試は初めてじゃねよろしく〜」
と、嬉しそうに声をかけてきました。
それがきっかけで、話したことのなかった子何人かからも話しかけられて。
初めはアウェイな感じで緊張しましたが、なかなか楽しかったです
O崎くんは1学年数人しかいない小さな中学校の出身で、高1なのにオッサンぽくて、底抜けに明るくて誰に対してもフレンドリーで、人がよくていつもニコニコとご機嫌で、人生3周目という感じの、同い年とは思えない人でした。
勉強は落ちこぼれでしたが、その包容力でみんなのお父さん的なポジションにいて、学年の女子ほぼ全員と友達だったのではないかと思います。
クラスが違う女子からも、恋愛や友達関係から家族の事までよろず相談を受けている姿をよく目にしました
話していると元気が出てくるような人で、私も彼の明るさに救われたことが何度かありました。
O崎くんは高校時代から付き合っていた彼女と大学卒業後に結婚したのですが、なんと2人のお子さんの担任がNちゃんになったのだそうで
「まさかあのN子(Nちゃん)が子供の担任になる日が来るなんて…」
と、複雑そうな顔で言われたそうです
Nちゃんとは追試をきっかけによく話すようになったのですが、その後お互い本好きだということが分かってお互いお勧め本の貸し借りをするようになり、高校卒業後も付き合い続けた親友の1人になりました。
(10年ほど前に久しぶりに会ったら完全にスマホ中毒になっていて、話している間もずうっとスマホを見ているのが頭にきて、それ以来会っていません)
このNちゃんが友達100人いるタイプで、私もNちゃんを通して徐々に友達が増えました。
2学期の後半には、Nちゃんを通して親しくなったN美ちゃんという親友ができました。
今頃になってそんなことを思い出しましたが、
あの時赤点を取ったお陰で、その後楽しい高校生活が送れた
のかもしれません。
本当に、何が幸いするか分かりませんね
追試は終わった人から退室できるシステムで、私はさっさと終わらせて一番初めに教室を出て、1回でクリアしました。
次のテストでは少し勉強したら86点取れたのですが、これで「やればできる」と味を占めてしまい、あまり勉強しなくなってしまいました
でも、流石に数学で18点は衝撃でした。
中学では数学が得意科目で、3年間1分も勉強しなくても毎回90点以上は取れていましたからね。
高校の勉強を舐めたらアカンと思った出来事でした。
だからといって急に真面目に勉強するようになったわけではないのですが、申し訳ないけれど
あの追試常連コミュニティの一員にはなりたくない
という気持ちがあって、その後は平均点を下回らない程度に調整しながら、高3まで過ごしました。
赤点は、高3の時に化学で25点と27点を取ったのを覚えていますが、高3だったからなのか化学の赤点が多すぎたのかは分かりませんが、追試はありませんでした。
なのであの追試は貴重な経験でした
「高1の数学で18点」は私の鉄板ネタになっていて、娘にももちろん話しています。
ちなみに夫の鉄板ネタは中3の時に英語で7点を取って親を呼び出されたことです
夫は2クラスしかない田舎の中学ですが、成績はずっと1位か2位で、通信簿はオール5で、普段は全教科で90点以上取っていたので、何かメンタル面で問題があったのかと本気で心配されたそうです。
実は前日に何かの本を夢中になって読んでいて徹夜してしまい、テスト中にずっと寝ていた…というのが真相で、次のテストではすぐ戻したそうですが、これは長年義母の鉄板ネタにもなっていたようです。
娘にも、
「1度くらいとんでもない点数を取ってみると、そのあと一生ネタにできていいよ〜」
と言っているのですが、
「えー…私はいいかな」
と冷たくあしらわれています
さて、娘は水曜日から通常授業になり、早速テストの返却が始まったそうです。
今回は物理があまりできなかったと言っていましたが、なんとか平均は超えた模様。
娘のクラスはほとんどが理系志望で数学の平均点が一番高いのですが、数学はクラス平均より15点も高かったそうです。
国語と社会が壊滅的なので、理数で稼がないとね
昨日と今日でほとんど返却されるので、週末は間違い直しで潰れる見込みだそうです。
年末は、予定になかった学年懇談会(という名の進路説明会)と学級懇談会(という名の担任からの一方的なお話)も開かれることになりました。
個人面談があったら無駄な宿題のことで担任に一言言ってやりたかったのですが、機会を逃したわ
来年の学校評価アンケートに書いてやる
今までは成績表・通知表は自宅に郵送されてきていたのですが、今回は学級懇談会の際に成績表と通知表の配布が行われるそうです。
1学期の評定は予想外に良かったのですが、2学期の評定はどうなるのかとドキドキしています。
このドキドキは、AO入試を受けられるかどうかがはっきりするまで続くのでしょうね
2年後の今頃は、受験が終わっていてくれたら嬉しいのですが。
まあ、評定がクリアできたとしてもその後もかなり大変そうなので、あまり期待はしないでおきます
それではまた