昔から「馬鹿と煙は高いところに上る」などと申します。
タワマンを購入する人からすれば、 低所得者のやっかみと捉えるでしょう。
さて、私自身はタワマンに住もうとは思わない派です。
塾の講師をしていた立場からすれば、
タワマンは勉強には不向きですし、子供の学習環境としてはあまりよろしくないですね。
高層階に住んだ場合の学力の研究はすでになされているので、調べればわかることです。
宮台真司氏、タワマンについてかなり煽ってますね。対談のお相手は安藤優子女史。
20代だったら、タワマンの高層階に憧れを持ったかもしれません。
たぶん、年齢的なものもあるのでしょう。
今は、都会の摩天楼より、四季が感じられる、緑に囲まれたところに住みたいと思いまいますね。
ただ、投資という観点なら別の見方ができます。
日本の不動産は購入したとたんに価値が下がるという、ある意味、投資としては旨味のない状況が続いていますが、
昨今のタワマン人気は高く、投資としては悪くはないという現実があります。
中国人がキャッシュで買いまくっているとの話も聞きます。
まあ、タワマンはローン組むまでして、買わない方がよいとは思いますが。
北朝鮮にも80階建てタワマンが建設されたそうです。
北朝鮮のタワーマンは高層階の方が人気がなく、誰も住みたがらないと言います。
日本とは真逆です。
理由は手抜き工事を心配、および電力不足で、エレベーターがいつ使えるかわからない、からだそうです。
見栄で無理してる張りぼて感があって、北朝鮮らしいといえば北朝鮮らしい。
年寄りの経験値から言えば、まあ、人間どんな豪邸でも必ず飽きます。
もって、せいぜい3年くらいでしょう。
私は飽きっぽいので、3日ですね。
なので、そんな空間に大枚はたく気になれないです。
ちなみに、タワーマンションを英語で tower mansion 言っても通じないです。
英語では high-rise condo /high-rise apartment などと表現します。
そもそも mansion(マンション)という言葉は英語で「豪邸」という意味になり、
いわゆる日本の「マンション」とは全く種類の違う建物を表現する単語です。
日本語の「マンション」は英語でなら condominium 略して condo になりますね。
この記事を書いているときに、先に紹介した宮台真司氏が襲われたというニュースが飛び込んできました。
いきなり後ろから切りつけるとかしているわけで、犯人は卑怯者ですね。
仮に彼の発言が気に入らなかったとしても、最低の所業だと思います。
