本日は「水泳の日」。
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夏と言えば、水泳。
しかし、私は長い間ずっと「カナヅチ」でした。
初めて泳げるようになったのは、40歳を過ぎてからです。
小学校、中学校、高校と体育の水泳の授業は、苦痛のなにものでもありませんでした。
「人間は陸に住む生き物だ」とうそぶいておりましたが、内心はコンプレックスの塊。
自分としては努力したのですが、人間向き不向きというのがあります。
いくらやっても、息継ぎができず、まともに泳ぐことはかないませんでした。
日焼けで死にそうになったのも、もとはと言えば泳げないことに起因しています。
学生時代の彼女が水泳のインストラクターをしており、私になんとか泳ぎを教えようと悪戦苦闘しておりましたが、それでも泳げるようにはなりませんでした。
当時の私は、仏教にかぶれ、ベジタリアンで、ガリガリに痩せていて、
浮力もなく、加えて筋力不足で体力もなく、どうしようもなかったようです。
彼女はさじを投げました。
そんな私が、どうして泳げるようになったのかというと、子供ができたからなのです。
子供が水泳教室で水泳を始めたことがきっかけとなり、子供が溺れたとき、泳げないと救えない自分に気づき、子供が溺れる場面を想像して、
それを指をくわえて見ている自分が許せないと思い、一念発起しました。
若いころに比べ、太ったので、適当に浮力がつき、肉も食べる生活だったので、筋力もつき、泳ぎに適する体型になっていたというのも功を奏しました。
初めて息継ぎできたときは、自分でも感動しました。
だから、私が泳げるようになった理由は、子供ができたのお陰なのです。
子供がいなかったら、一生泳げるようにはならなかったと思います。
水泳と言えば、望月峯太郎氏の漫画「バタアシ金魚」。
高校生の主人公が水泳部の女の子に一目惚れし、
「カナヅチ」であるにもかかわらず水泳部に入部して悪戦苦闘する物語。
望月峯太郎氏の漫画は「ドラゴンヘッド」「鮫肌男と桃尻女」の方が有名かと思いますが、カナヅチの主人公が、女のために水泳取り組むという、自己投影しやすい話だったので、
私にとって「バタアシ金魚」の方が、思い出深い漫画です。
ちなみに「バタアシ金魚」「ドラゴンヘッド」「鮫肌男と桃尻女」はすべて映画化されています。
浅野忠信主演、オリジナルキャラクターの殺し屋、我修院達也の怪演が見どころの一つ。