NIGHT WALKER-ポール・ハードキャッスル 今日は1985年、Paul Hardcastleがリリースした "19" を紹介いたしましょ!
 レコジャケからな~んか戦争のイメージが湧いてきそうですが、そう言えば80年代って「地獄の黙示録」('80)、「ランボー」('82)や「プラトーン」('86)とか、ちょっと暗めの映画が公開されていましたね。
 この曲もベトナム戦争を題材にした、反戦歌(?)なんです。Paul Hardcastleはイギリスのシンセ奏者で、'80年代前半はdiscoでミキシングをしていたそうです。
 この頃の日本は経済成長まっただ中、"We Are The World" が大ブレイクして、その趣旨に賛同する人達は世界中へと。とりあえず平和だったからこそ、こういう曲(映画)も、楽しめたのかなぁ・・・(ん~、それ以前にこの曲の事を、深く考えてもいなかったような)。
 「19」ってベトナム戦争のアメリカ軍の平均年齢なんだそうです。ちなみに第2次世界大戦の時は26歳だったとか。
 この曲もフロアではよ~く聴きました。当のアメリカではdiscoチャート、2週連続で1位を獲得しています。Hip-hopに踊りやすいミディアム・ナンバー、効果音もうまく取り入れられていて、人気があった曲です。


この曲、日本語バージョンもあります。小林完吾アナウンサーを起用して、リミックスはPaul Hardcastle自身が担当したそうです。