NIGHT WALKER-D-トレイン 今日は昨日のアフターバッハ同様、DJ必携のアーティストD. Trainが1983年にリリースしたアルバム「Music」より選んでみました。
 AFTERBACHのウエスト・コースト~L.Aのライト・ダンス・チューンとは対極(?)の生粋のN.Y.ヘビィ・ダンス・チューンのD.Train、どちらもfunkyな諸兄を唸らせます、いや踊らせます。
 日本とは違い1980年に入ってからのアメリカ(世界的にも)のdiscoは壊滅状態だったのですが、彼等のサウンドはdisco本来のアンダーグラウンド・カルチャー的な、都会の大人の遊び場に流れるダンス・ナンバーとして絶大な人気を誇りました。
 1982年にリリースした “You're The One For Me” (紹介済、この12インチバージョンを持っていないDJはまず居ない!)はここ極東の地のdiscoでもヘビロテで回っていました。
 今回紹介するアルバム「Music」まもた、聴き応え、いや踊り応え満載、そしてなんとドライブのお供にもバッチリな曲が収録されています。
 最初にシングルカットされたのは "Keep Giving Me Love" 、Billboard danceチャート24位、同R&Bチャート55位のスマッシュ・ヒット。重厚なサウンドは箱のスピーカーで聴くと更に腰に響きます。う~ん、やっぱり腰がくいっくいっ、って動いちゃうでしょ!


 そして2曲目にシングルカットされたのがアルバムタイトルともなっている "Music" 、danceチャートは12位、R&Bチャートは20位です。そして海を渡りUKチャートにも23位に! 世界のdiscoシーンに影響を与えていきます(日本は例外)。12インチバージョンです、このグルーヴ感にこの長さでも踊り足りないかもしれません!


 アルバムからシングルカットされたのはこの2曲ですが、明日は収録曲でお薦めを2曲紹介します。この2曲、ちょっと渋いっす。