今日は1980年にリリースされたアルバムから選んでみました。Changeの1stアルバム「The Glow of Love」から同名タイトル曲、"The Glow of Love"をちぇけらっ!
 イタリアのプロデューサー、ジャック・フレッド・ペトラスが腕利きのスタジオ・ミュージシャンを集めて結成したR&B、Funky Bandなのです。
 ん?、ジャック・フレッド・ペトラス!?と思ったあなた!、かなりのdisco通ですね? 彼はほぼ同時期、B. B. & Q. BandHigh Fashionも手掛けているし、それ以前には自らもPeter Jacques bandを結成していた期間があり、"Walking on Music"('79年) をスマッシュヒットさせていました。
 デビューアルバムとなる本作、ヴォーカルにはLuther Vandrossを迎え、まさに金に糸目は付けないマジモードで製作されました。


 おおっ!? 聴いてみると出だしからChicっぽい感じが致します。カッティング・ギターや、ピアノとベースの雰囲気がとっても、とってもですよね。確かにこの頃になると、Chicの演奏法が定着していたし、更にメジャーになりつつあったシンセを導入することで、深みが増した音作りに成功しているようです。
 この曲はアルバムから2ndシングルとしてリリースされ、Billboard R&Bチャート 49位、同danceチャートは 1位の座に輝いています。
 またこの曲が、すっげ~のは、後々サンプリングネタとしてかな~り使われてるって事。そうするとR30あたりでも、ん? どこかで聴いた気がするんだけど・・・って思ってるかもしれませんね。
 有名なところではJanet Jackson、2001年にリリースしたアルバム「All for You」に収録された同名タイトル曲"All For You"がそれ。同年にシングルカットされているんだけど、Billboard Hot100、同R&B、同danceチャートの3部門で1位をゲットです。やっぱジャネットだわ・・・。
 はい、この「The Glow of Love」、当然の如くDJ必携の1枚なのです。

 ではジャネットの曲も聴いて頂きましょ!

 ん? なんか、まんま使ってるような仕上がりですね。