昨日はビリー・ジョエル氏の曲を紹介したんだけど、その時に触れたプロデューサーのフィル・ラモーンさん。え? 松田聖子さんまでやっちゃってたの!? って事で、ちょいと調べてみたら・・・ありゃーした。1985年にリリースされた聖子さん、通算12枚目のオリジナルアルバム、「SOUND OF MY HEART」がそれでした。ぜ～ん曲英語なんだね、そりゃ作詞、作曲もみんな海の向こうの人、レコーディングはニューヨークっ!
ちょいとクレジットを覗くと、やっぱり居るわ著名な方が。フロアでも度々耳にする、ダン・ハートマン、マイケル・センベロ、それにマイケル・ボルトン・・・他にもだわ。
このアルバムからシングルカットされたのは1曲、"DANCING SHOES"は12インチでのシングルリリースだったようです。で、ぬわんと神田正輝さんとの結婚式当日のリリースという、おや、まぁ・・・な曲でございます。アルバムジャケットでも分かると思いますが、この時期、アルバム、シングルとも松田聖子ではなくSEIKO名義となっています。
ちなみにこの3年後、今度はプロデューサーにデイヴィット・フォスター氏を迎えてしまいます（アルバムタイトル「Citron」）。この時は、「SOUND OF MY HEART」反省をもとに発声法のレッスンをみっちりと受けてからレコーディングに臨んだようです。がんばり屋さんだぁ～。そしてあの名曲、"抱いて・・・"が生まれたんです。
松田聖子さんの英語での楽曲は以前、"SWEET MEMORIES"を取り上げたのですが、聞きやすいですよね。そのもそのはず、海外進出を視野に入れて、かな～り、猛勉強していたようです。