NIGHT WALKER-Flashdance 1983年のdiscoは正に群雄割拠の様相を呈していたのが、ここまで紹介した曲のジャンルを見てみるとお分かり頂けるかと。1983年のリリースの中では、マドンナシンディと同じくらいにパワープレイされていた曲を今日は用意致しました。
 ジャケット画像見れば、分かりますね? そです、映画「Flashdance」のサントラ盤です。映画はめちゃんこ大ヒット、そしてテーマ曲、劇中歌も同じくぶっとびました。この頃はpops系が一躍躍り出てきた感がありましたね。
 最初に紹介するのはIrene Caraが歌った"Flashdance...What a Feeling"、この映画のテーマ曲です。見事に大ブレイクです。彼女自身のアルバム「What A Feeling」も時を同じくしてリリースされました。この曲は'83年、Billboard年間ランク 3位を獲得。これはMichaelの2位に次ぐものです。前回紹介した彼女の曲、"Fame"に続く2匹目の・・・を掬ってしまいました。更に棚から・・・、アカデミー歌曲賞、グラミー賞の最優秀女性歌唱賞まで受賞してしまうのでした。

 次に紹介するのはMichael Sembello"Maniac"。人によってはこちらの曲で思いっきり踊った! って言う人もいる筈。メインテーマって、全体通しての印象なんだけど、この曲はこの映像通り、Jennifer Beals(ジェニファー・ビールス)が思いっきりダンスの練習をしているところで流れていた曲なので、danceではこちらのイメージが強いですよね。
 Billboard Hot 100では2週に渡り1位をキープ! この曲もアカデミー歌曲賞にノミネートされました。

 トリはDONNA SUMMER嬢です。"ROMEO"もなかなか良い感じなんです。こちらもアップテンポでスイングしやすい感じに仕上がっています。この曲、それとこれを含むアルバムは発売直前になって、レコード会社社長の一声でお蔵入りに・・・。日の目をみたのがこのサウンドトラック盤、ということに。何があったのかは知りませんが・・・。



 Flashdance Original Soundtrack 収録曲
01. Flashdance...What A Feeling - Irene Cara
02. He's A Dream - Shandi
03. Love Theme From Flashdance - Helen St. John
04. Manhunt - Karen Kamon
05. Lady, Lady, Lady - Joe Bean Esposito
06. Imagination - Laura Branigan
07. Romeo - Donna Summer
08. Seduce Me Tonight - Cycle V
09. I'll Be Here Where The Heart Is - Kim Carnes
10. Maniac - Michael Sembello