NIGHT WALKER-SANTANA 今日はSANTANA、1982年にリリースしたアルバム「Shangó」から"Hold On"をちぇけらっ! 思いっきりdanceチューンされた曲に、ファンの間でも賛否入り乱れての大論争となったようです。う~ん確かに古くからのファンにとっては商業主義に走ったか・・・と思われても不思議ではないほどに、discoフリーク(当時はサーファーDisco全盛)が盛り上がっていました。
 アルバムより、1stシングルとしてリリースされたこの曲は、Billboard Hot 100、15位と歴代のシングルの中でも上位に入るヒットとなりました。
 さてさてこの "Hold On" という曲、オリジナルはIan Thomasというカナダのアーティストの作品で1981年(ぬわんと1年前!)にリリースされたアルバム「The Runner」に収録されていました。自国のカナダでは28位とこちらもスマッシュ・ヒットしてます。
 聞き比べと分かりますが、やっぱりSANTANAらしさというか、声(リードボーカルはアレックス・リガートウッド)も良い感じで曲にマッチしてるし、やっぱりやっぱりのギター・ソロがばっちりキマっています。

 アルバム「Shangó」 -SONG LIST-
A-side
1. THE NILE
2. HOLD ON
3. NIGHT HUNTING TIME
4. NOWHERE TO RUN
5. NUEVA YORK
B-side
1. OXUN (OSHUN)
2. BODY SURFING
3. WHAT DOES IT TAKE (TO WIN YOUR LOVE)
4. LET ME INSIDE
5. WARRIOR
6. SHANGO

 商業主義という点については実はSANTANA、1978年にリリースしたアルバム「 Inner Secrets」(邦題:太陽の秘宝)にも数曲discoチューンされた曲が収録されています。
 当時、まだお店に出入りはしていなかったけれど、このアルバムからシングルカットされた"One Chain (Don't Make No Prison)" 、何故か買っちゃてるんですよ・・・。なもので、今回の"Hold On"は全く違和感なく、むしろ歓迎してた位です。