1981年、ロックグループ、トーキング・ヘッズでベース担当とドラム・パーカッション担当の二人が結成したユニット(実はこの二人は夫婦です)、Tom Tom Club。同年にリリースしたアルバム「Tom Tom Club」はかなりの話題となりました。
 当時としては恐ろしく淡々と演奏されていく曲なのですが、レゲエ、ファンク、ラップ、と安っちい電子音がなんかええ~感じで融合しちゃたようで、当時はもちろん、今も人気を保ち続けるユニットになりました。今日はこのアルバムより2曲をちぇけらっ!
 一曲目は "Wordy Rappinghood"(邦題:おしゃべり魔女 )、1stシングルはUKチャートで7位にランクされました。アメリカの評価はHot Dance Clubチャートに1位、そして日本でも大ブレイクです。回っていない箱はなかっただろうし、かなり強力にパワー・プレイされていた筈です。
 二曲目は "Genius of Love" (邦題:悪魔のラヴ・ソング ・・・ってまたおかしいんだよなぁ)、こちらはBillboard Hot 100に31位、同R&B/Hip-Hopでは2位、そして同ダンスチャートではまたまた1位に。遂にアメリカをも巻き込んでいきます。

当然この曲も、ここ極東の地で大人気です。2曲とも派手さはないんだけどねぇ~、何故かフロアに呼び寄せる不思議な今日でございます。
 Funkっぽくもあり、new waveっぽくもあり、そしてhip hopでもありと、ジャンルを問わず、踊りやすかったんですかねぇ。2曲目の "Genius of Love" はまだsynth-pop的な感じで踊りやすかったような。
  私は・・・、私は休憩しておりました。

 アルバム「Tom Tom Club」 -SONG LIST-
1. Wordy Rappinghood
2. Genius Of Love
3. Tom Tom Theme
4. L'Elephant
5. As Above, So Below
6. Lorelei
7. On, On, On, On...
8. Booming And Zooming