今日紹介するアーティストは、Donald Fagen。知る人ぞ、知る・・・というか多分ジャズ系が好きな人なら誰でも知っている、名前を知らない人でも曲を聴けば間違いなく「この曲、知ってる~」という筈。
 彼が1982年にリリースしたアルバム「The Nightfly」、これはそりゃ絶大な人気を誇るアルバムなんですが、冒頭を飾る"I.G.Y."をまず最初に。
 う~ん、ファンキーでもなく、ユーロでもなく、ジャズ? ロック? いやいや違うでしょ。当時で言うクロス・オーバー(後にフュージョンとか)な感じ。リラックスして踊れた一曲でござります。
 ちょっとググるとこの方、レコーディング技術うんぬんなブログが引っかかってくるので、そういうの好きな人は読んでみてください。
 ウォルター・ベッカーと組んでスティーリー・ダンを結成、1972年にメジャーデビューします。1977年にリリースしたアルバム「Aja」はアメリカで3位、イギリスのチャートでも5位を記録。グラミー賞最優秀録音賞を受賞しました。
 その後1枚アルバムをリリースしたあと、活動を停止。待ちに待ったと言われたのが、今回紹介するスティーリー・ダンの「The Nightfly」なのでした。
 僕らは気持ちよくスイング出来ればもうそれでOKなのです。もちろん後でどんな人? 他にはどんな曲が? とか探す事はありましが、当時はそんな過去の事など全くしりませんでした。
 そしてもう一曲、 "New Frontier"。この曲は後にJamiroquai(だけでなく、多分後のアーティスト達に多大な)に影響を与えているんじゃないかと思えてしまうほど洗練された(彼のことを完全主義者などと呼ぶ方々がおられるようです)曲です。

 アルバム「The Nightfly」 -SONG LIST-
1. I.G.Y.
2. Green Flower Street
3. Ruby Baby
4. Maxine
5. New Frontier
6. Nightfly, The
7. Goodbye Look, The
8. Walk Between Raindrops