今日はなかなかどうしてイカしたサウンドを聴かせてくれるKid Creole & the Coconutsを紹介します。ファンキーなんだけど、ラテン系、トロピカルな香りを漂わせてやっちゃってます。それが当時のdisco music（当時はサーファー・ディスコ全盛）にぴったりとハマっていました。バンドの中心、オーガスト・ダーネル（キッド・クレオール）氏。彼はハイチ生まれ、ブロンクス（ニューヨーク）育ち・・・なるほどぉ、音楽には美味しい環境だったようです。
1980年にデビュー。1982年に3枚目のアルバム、「Tropical Gangsters」をリリースしますが、これがブレイクしました。アルバムからシングルカットされた3曲がUK シングルチャート、トップ10にチャートインします。
アルバムからの3rdシングルはUKチャート、2位を記録。アメリカBillboard Dance Club Songsチャートでも18位になっています。
折からのサーファーブームにのってここニッポンでもブレイクです。そうそう、当時邦題があまりにイタ過ぎるアルバムと言われ、色々とネタにされてたなぁ。
この頃ニッカウヰスキーのCMにも出ていましたねぇ～、もちろんキッド・クレオール本人とザ・ココナッツも。
米米CLUBの衣裳って、キッド・クレオール&ザ・ココナッツの衣裳からインスパイアされてるってのは随分後から知ったのでした。
アルバム「Tropical Gangsters」 -SONG LIST-
1. Annie, I'm Not Your Daddy -ごめんね！アニー-
2. I'm a Wonderful Thing, Baby -なんたって一番-
3. Imitation -偽物はいらないよ！-
4. I'm Corrupt -暗いトロピカル・ボーイ-
5. Loving You Made a Fool Out of Me -男と女のつぶやき-
6. Stool Pigeon 裏切り者かな？-
7. The Love We Have -海と砂のロマンス-
8. No Fish Today お魚はないよ-
つわけで、今回は音質は無視して「なんなんだこのPV！」で