NIGHT WALKER-PEARL PIERCE 1982年6月、ユーミン13枚目のオリジナルアルバム、「PEARL PIERCE」がリリースされます。
 キャッチ・コピーは「YUMINGの世界は恋、愛、想、波乱万丈。刺激的。」。(当時の)都会のOLはこんなトーンで暮らしているんじゃないのかなって思いで作られたアルバムなのですが、今でも十分、いや、思いっきり、ハートを抉ります。
 実はユーミンのアルバムを手にしたのは、「流線形'80」が最初で、それも妹が購入したものでした。次に手にしたのがこれです(今度は自分で買ったぜ)。その間約4年です。断片的にラジオ等で聞くことはあったのですが、なかなか買うまでには至らずでした。
 でも!、これは!!、絶対これは良いです。今でも聴きます、車にはダビング(?)したCDを入れてます、iPodにも入れてます。
 1982年当時の洋楽のエッセンスが全て(決して大袈裟ではないと)詰まった、快心の1枚です。個人的にはベスト5に入ってます。ユーミン自身も、もの凄く気に入っているアルバムなのだそうです。
 車には必至です、彼と彼女、ご主人と奥様、一人の時だって、思いっきり楽しい時間が待っています。全曲ハズレ無しなのが凄いっ! 
 私のユーミン神話(!?)はここから始まったと言っても過言ではないです。

 収録曲
・ようこそ輝く時間へ
 ※バリバリのディスコ・チューンが心地良い。アルバムで聴くと見事にチョッパー・ベースが!
真珠のピアス
 ※捨てた片方のピアスの行方は? ディテールの精巧さに打ちのめされます
・ランチタイムが終わる頃
 ※サビがちょークール、"King of Sax"、ake H.Concepcion氏が凄い
・フォーカス
 ※一歩踏み出せる勇気を、男女問わず与えてくれそうな曲
夕涼み
 ※またまたサビがクール! ユーミンの曲は日本人離れしてます
・私のロンサム・タウン
 ※次曲との繋がりがgood! 気持ちが一気にトップギアへ入ります
DANG DANG
 ※「土用波のように」、悲しみが押しよせる表現はユーミンにしか書けないでしょ
・昔の彼に会うのなら
 ※昔の彼に会うのは・・・、迷った時にはこの曲を。
・消息 
 ※この曲はなんかもう凄過ぎです、詩もメロディーも。
・忘れないでね
 ※最初の一小節でハートを鷲掴みされました。

 ラストの2曲が盛り上がった高揚感を良い感じでクールダウンさせてくれます、この順番も絶妙です。そして全曲を聴き終わった時、もっと聴きたい、ユーミン聴きたい、次早く~・・・になってしまった訳で。結果、待ちきれずに過去へと遡って聴きあさる事に。
 画像は"DANG DANG"向きかな~、首都高お台場周辺で撮ってます。

NIGHT WALKER-湾岸01


NIGHT WALKER-湾岸04


NIGHT WALKER-湾岸05


NIGHT WALKER-湾岸02


NIGHT WALKER-湾岸03


NIGHT WALKER-湾岸06