ICEAGE日本にいます。
個人的見解ですが…おそらく最終章かと思われる来日。
渋谷の街頭ビジョンでも放送されカリスマ的な存在になってしまいました。
3日公演なので全国から駆けつけた方も多いのではないでしょうか。
そんな彼らは5年も前から金のネックレスをしTシャツをインにした
おっさんみたいなカッコをしてました。
そんな彼らを周りの大人達は笑ってたに違いない。
しかし、ファッション・音楽・アートにおいて
ここまで影響を与えたバンドはいません。
それは世界の音楽シーンもノイズを取り入れ
ダサいと思われるトランス・テクノで外す音楽も増え
そして、ファッションもFILA・KAPPAへと…
その中心となるデンマークのレーベルPosh Isolation は世界に多大な影響を与えました。
そのコアでもあるインダストリアルはただのノイズでは無く
ファッション・アート・レコード…
その全てのカルチャーが彼らの作品なのです。
そして、やっとインダストリアルの意味が分かった気がします。
古着が何故、好きになったのかと言うと…
ファッション・技術・素材・全てにおいて原点だと思ってるからです。
それは洋服デザインのほとんどがワーク・ミリタリー・アウトドアなどをベースに作られてます。
例えばEELのサクラコートはアトリエコートをベースにデザインされたり
素材進化も６４クロス～ゴアテックスの進化だと知る事も出来ます。
そんな魅力を感じ始めたのは過去、ストリート・モードなどその時のトレンドを色々着てたのもあるのですが
一番の経験はやはり洋服を作り始めたのがきっかけかもしれません。
そこから製靴を勉強したりやアパレル工場で働いた事も経験に繋がります。
値段の高い商品が確かに素材感は良かったりはするのですが
商品のクオリティーはそこまで変わらない気がします。
セレクトショップなどのオリジナル商品も
全て同じ工場で生産されただタグを代えて販売してるのがほとんどだったり
何もこだわりが無ければユニクロでも言い訳で…
そんな中、海外ではカルチャーブームが到来しました。
それはレコードキッカケかもしれないのですが
日本でも去年、レコードが一番売れていた年だと言われてます。
物が溢れて時代だからこそそこに価値を見出す文化。
ノームコアもそれから生まれてます。
主にカウンターカルチャーなのですが
量産的な物では無くこの人だから買いたい。
そして、それはDIYだから買いたい。
そんな時代になってきてるのかもしれないです。
そして、UK名門 Rough Trade と契約した
現在20〜21歳のガールズ・バンド。
Goat Girl
Superorganismはフジロックが決まり。
海外の若くて才能あるバンドの勢いが止まりません。
そして、彼女達は確実に古着好きです。
そんな中、３６歳のおじさんなにやってんの？って目の前に居たら言われそうなので
月１でイベントをやる事にしました。
まずは ５月辺りにDJイベント。
ただのクラブイベントでは無く
参加型DJ体験が出来るイベントです。
なので…是非、音楽好きな人是非！
場所はみなとみらいのBUKATSUDOにて開催です。
イベント名はNOT FUN
楽しくないと最初からハードル下げておきます。
参加費は２千円前後。
１人約３０分間のプレイになります。
参加しない人は遊びに来るだけでも大丈夫です。
その後の予定はシルクスクリーン・染めなどのワークショップも考えております。
その辺りは今後告知していきます。
CINEMA AMIGOさんにてアレハンドロ・ホドロフスキーの新作映画をやるみたいですね。
アレハンドロ・ホドロフスキーと言うとただの変態おじいちゃんなのですが…
低予算と言われつつも膨大な借金・時間を抱え作り上げたエル・トポはアメリカでヒット。
ジョン・レノンが衝撃を受け「エル・トポ」と次回作「ホーリー・マウンテン」の独占配給権を購入。
アンディ・ウォーホールや寺山修司が絶賛し、枠に収まる事のない多くのアーティストに影響を与え、特別な存在となっております。
そして、ミッドナイトムービーの火付け役でもあり
彼の存在がないと恐らくデビットリンチも存在してなかったと思います。
そんな凄いおじいちゃんが以前、吉祥寺に来ると言う事で見に行った事があるのですが
その時に言われた「靴に刺さる釘の様な存在になれ。」と言われた言葉が心に響いたのを思い出します。
そして、現日本ではなかなか表現が出来ないそんな特別な映画。
BIGLOVEの人でも観ないと言われた映画ですので
トラウマ覚悟で観に行って下さい。
「田舎過ぎて何もない！」と新潟の友達がいつも愚痴ってるのに…
毎回、海外から影響力があるアーティスト（インガ・コープランドなど）が来るので
何故かフライヤーに新潟の文字が…少し気になったので調べてみました。
行き着いたのが…experimental roomと言うイベント。
http://www.experimentalrooms.com/index.html
内容は「国内外アーティストを新潟に招き、
地元アーティストとの共演の場を「エクスペリメンタル・ルーム＝実験室」と例え、
新潟のインディー・シーンの活性化に繋がれば、という願いから始動しました。
そうしたイベント開催のほか、国内外アーティストへのインタビューや
新潟を中心としたイベント情報などを随時アップしています。
また微少ではありますが、音楽誌などで執筆活動も行っています。
国内外問わずに新潟で見てみたいアーティストなど
ご希望がありましたらお気軽にメールよろしくお願いします。」
そんな内容です。
毎月、海外アーティストを呼ぶと言う恐ろしい事をしてます。
そして、イベント会場はお寺・教会。
面白い。
周りがやらない事をやるってホント魅力的に感じます。
基本、利益がないと動かないとは思うのですが
ある程度、力がある人が中心になって盛り上げてる姿はホント凄いなと思います。
それこそ「靴に刺さる釘の様な存在になれ。」かとそう感じました。
Haterの新譜が届きました。
PNKSLM RecordingsからFIRE RECORDSに
変わったのは少し気になりますが…
デビュー・アルバムはホント素晴らしく良かった！
北欧系のバンドは胸キュンなサウンドが多く胸に染みます。
特にスウェーデンは外れない。
The Mary Onettes
僕の中での最初の出会いはThe Mary Onettesでした。
以前経営していたお店の帰り道
大雪の中この曲を聴きながら歩いた記憶があります。
北欧の寒さと雪の情景がスウェーデンの哀愁サウンドを
生んだのだろうと感じた事があります。
今も尚、indieファンにはとても人気なバンドです。
The Radio Dept.
ソフィア・コッポラの監督による映画『マリー・アントワネット』のサウンドトラックに使用され
シューゲイザー進化系のドリームポップの元祖とも言われるバンドです。
そして、6年もかかり製作されたアルバムは社会的なメッセージも詰まった名作でした。
MGMTは生きていた。
11年を経て…しかも数倍カッコいい。
あれは Franz Ferdinand・The Strokesなどが
UK中心に注目され後にエレクトロがやってきた時代。
PHOENIX・Passion Pit そして、MGMTも…
KITSUNEレーベルが到来し日本でもサカナクション・きゃりーぱみゅぱみゅ・中田ヤスタカ系が爆発的人気が出ました。
それからずっと日本のエレクトロ人気は10年以上も続き
なぜ、それ以降、新しい音楽が入って来ないのかと言われております。
最近だと少しずつMac DeMarcoの様なおっさん系帽子を被っている
シティポップ人気が盛り上がりその辺りから日本のファッションも変わりつつあります。
そして、不思議なもので音楽文化が進むにつれファッションも変化していきます。
人気が無かったブランド・ファッショントレンドが注目・高騰するとか。
しかし、時代が過ぎた後のバンドだと昔の曲を超える事はなかなか無いのですがMGMTは進化してます。
HMLTDにも似たノームコア進化系要素が入っており
時代の流れに沿った個人的観点の音楽性は凄いなと思いました。
そして、エレクトロ要素が入ってるのでとても聞きやすいです。
今年、フジロック出ます。
レコード買いです。
kitsuneのジャケットあります。
kitsuneは先ほどの音楽レーベルから派生したブランドなのですが
やはりこの時代からノームコアの流れが来てた気がします。
やはりデザイン・形など少しおっさん臭く少しダサい。
ベースはカッコ良く出来てるのですが少し抜いたデザインです。
最近だとkitsuneから独立したブランド。濱田大輔さんが立ち上げたniuhansも人気です。
1LDK系は音楽関係者も繋がってるみたいなのでその辺りの抜き差しが分かる人物が多く
アート関連に沿ったファッションスタイルが受け入れられてる気がします。
人気はだいぶ落ち着いてきておりますが…
今の時代に沿ってるのではないかと思い店頭に置いております。
見た感じではなく1度、手に取って試着してみてください！
2・3年ほど前からRALPH LAURENのキャップ・スイングトップが原宿で流行り
そして、今L.L.Bean・Eddie Bauerに流れてます。
下北沢のFILM・幡ヶ谷のPALETOWNなどでも取り扱う様になり
やはりノームコアの流れでしょうか…売れてます。
UNKNOWNでも取り扱い出来る様にしておりますので手に取って頂けたらと思います。
しかも都内より30％安いです。
少しでも三浦に足を運んで頂ける様に値段は手に取りやすい価格に設定しておりますので
洋服・海・カフェセットで楽しんで頂けたらと思います。
ファッションの流れでは90年代リバイバルで
Supreme・GAP・THE NORTH FACE・patagoniaなどがとても人気で
アノラックなどホント90年代を尊重する形かと思います。
GAPなんて何年か前には手に取る人はいなかったのに
90年代に限るのですが…
ECWCSなどの新しいトレンドミリタリー物もきており形は大きめストリートに近いファッションかと思います。
そのあたりは90年代の進化とも言えるものでしょう。
なのでお店ではなるべく相対的なストリート感が少ない商品をセレクトしております。
こちらはチェコ軍のシェルコートです。
チェコ軍用の防風・雨具対策に使われたコートでもサイズ感もあまり大きくない黒色でシックなコートです。
軍物のコートになりますと素材はコットン製の物が多いですがこちらはナイロン製です。
個人的には凄く好き。
スプリングコートとしても使用でき雨具などにも使え折りたたみも出来る形です。
ボタン・タグなどのデティールなどその国独特な雰囲気があります。
軍物系はお店のテイストとも合うのでなるべく取り扱い出来る様にはしてるのですが
なるべくタイトでシックな物をセレクトしております。
そして、ロシアのトレンドの少しカルト的に雰囲気がある国をベースにした
ドイツ・チェコ辺りのミリタリー商品をとても押してます。
今後も珍しい軍物系は入荷していく予定です。
インスタグラムでもなるべく入荷アップしていく予定ですので
チェックして頂けたら幸いです。
せっかくの長文が消えました（泣）
頑張って書きます。
今、ロシアきてます。
一言で言うとそれです。
それっておととしの末あたりからなんですけど・・・
中目黒の名店FIFTH GENERAL STOREでもロシア系ミリタリーを取り使う様になり
音楽シーンもロシア勢の勢いが止まらない状態です。
やはり Gosha Rubchinskiy の影響がかなり大きなきっかけだった気がします。
彼は写真家としても才能を持ち、スケートやクラブシーン等のロシアのユースカルチャーにインスパイヤされ
昨日話していたノームコアをベースにアイテムを展開しています。
そして、生産・サポートはやはりComme des Garçonsです
Goschaの2016S/Sで使用されてる曲は
音楽業界に限らずファッション業界からも注目されるBUTTECHNO。
彼はロシアを取り巻中核的存在でロシア新世代のアンダーグラウンドの注目株です。
そして、ロシア勢。
日本を取り巻くであろうシューゲイザー。
Captured Tracks傘下2MRからkedr livanskiy
そして、 CONDOMINIMUM(東京を中心に活動をしているアーティストが
音楽を発信していく為のより良い環境を創る事を目的とした集団)のイベントに来日した際にすごく話題になりました。
CONDOMINIMUM 主宰者のDYGLはbeach fossilsとの対バンが決まってます。
ニュースでも話題になった食品まつりさんが所属している
orenge milkmからNV
モヤさまエンディング曲ミツメお勧めの1枚でもあります。
自分も即完売で買えなかった事を後悔している1枚です。
サンクトペテルブルクを拠点に活動するティーンエイジャーのサラを中心とした4ピースバンド angelic milk 。
女性版カート・コバーンではなかろうかと思わせる若干、 18歳。
それも驚きですがジャケットのデザイン・ファッションスタイルなどを確立してるのは天才としか言えないです。
こんな凄まじい勢いのロシア。
モスクワは氷点下６５度らしいので真夏に足を運んでみたいです。
もう3年ぶりでしょうかブログを辞めておりました。
以前はネットショップだけの販売だったのですがあれから3年…
三浦海岸にて店舗を持つ事が出来ました。
それとあまり文章能力が無いので
言葉で伝えるのが難しく少し避けてたのもあります。
しかし・・・やります…。
店舗を構えて痛感するのが相手にどうやって提案し理解してもらうのか
特に地方だと古着文化もあまりないのでそこをどうするかも。
そこが今の課題でもあります。
その武器としてこのブログを使っていこうかと思いました。
バッグ販売をネット中心にやってた時は何もせずによかったのかもしれませんが
お店をやると言う事は義務でもあり。
そして、僕が10代に感じた物を今の時代に恩を返して行きたいと思ってます。
新しい文化は濃い点から始まり広がっていき
そして、利益が生まれ意欲・夢へと繋がっていくと思います。
それは個人的な見解なのですが…その部分はとても大事にしてる部分で
この三浦にも少しでも新しい風を吹かせていきたいと。
kirin j callinan
Alex Cameron
BIG LOVE 仲さんいわく 5年後にはBIGBANGもEXILEも大声で叫んで
KirinとAlexのようなポーズを決めているであろうということです。
海外でもとても注目されており
日本に入ってきたレコードは即日完売らしいです。
普通に見るとただの変態なのですが
これがノームコアのなれの果てなのです。
ノームコアはインガコープランド辺りから生まれた文化だと言われてます。
日本ではようやくラルフローレンやスポーティなファッションが原宿でもみかける様になりましたが
彼女は実際は5年くらい前にはあのような格好してました。
去年までNikeのキャップなんて被ってたら原宿でも白い目で見られました。
しかし今は菅田将暉・サチモスなどが着用しトレンドになってきてます。
特にトラックジャージなどとても売れてます。
しかし、ノームコア文化はとても難しく
それは日本人がDIYを日曜大工と捉えてしまうのと一緒で精神的な部分だったりします。
日本だとTシャツイン・裾短めなどただの外しファッションになってしまうのですが
ノームコアは考え方だったり生き方などその部分から派生されたものです。
それが音楽に繋がりファッションにも繋がっていきます。
その捉え方で今後、どの様にカルチャーが変わっていくか言われています。
常に世界は進化し変化していきます。
その中心を知りながら新しい物を提案し
そして、カウンターであり続けるそんなお店作りを考えてます。
