4月だと思ったら3月だったツインマキシマム編。
Wアンチでもそこそこ熱さは評価良かったんじゃないかと希望的観測…
一部でメインテーマと目されてる(らしい)「家族」についてもなんか触れてた。
ではスタート。



Wはリアルタイムは食事中で流し見→今朝録画で視聴。照井→リリィと翔太郎→照井のシンクロに、流し見でも唸らされた

照井/リリィの対比は、家族のある/なしもかかってきて熱い。リリィの心配してくれる人=祖父に対し、照井のそれ=亡き家族でなく今は翔太郎たち仲間。照井の復讐心≦ライダーの使命という自認は、家族に比肩する存在として仲間たちを認めた証左というコトか。

今回の照井は、復讐心はそのままに、仲間から託された思い=ライダーの使命を優先した印象。今までは復讐心≧探偵らとの馴れ合い=ライダーの使命だったのが、≒までは昇格したのかな。暴走さえしなければ、どちらが優先か計れるクレバーさは持ち合わせているキャラだと思う。

井坂=ウェザーDを倒せば照井の復讐心は解消される、それは変わっていない。だからこそのキック前の「今こそ~振り切るぜ!」かと。今回は倒せなかった、すなわち振り切れていない。しかし、仲間がいるので暴走の危険は減ったかな、と。

W単独のツインマキシマムでも勝てない→ダブルライダーのツインマキシマムなら!の流れはやはり燃える。翔太郎を中心に、影響された二人=フィリップFJと照井アクセルのライダーダブルキック、という選択の妙。翔太郎が地味ながら主人公の面目躍如だった回でもありました。



今さらな話題で恐縮。でも読み取れることは色々。

やはりWは一要素として「家族」を持っていたと思う。ただ、これはテーマには成り得なかった。
なぜなら、「翔太郎は亜樹子におやっさん=彼女の父親の件を語っていない」。
「家族」がテーマなら、間違いなくドラマとしてきちんと消化すべき点だ。

それに主人公である翔太郎の家族は微塵も描いていない。他の3人はきっちりあるのに。
これはどうなんだ…率直に言っておかしくはないか?
それに今回、翔太郎はフィリップと照井の行動に示唆を与える=二人を変えていく存在として描かれているけれど、本人はほとんど戦線離脱状態で行動できていない。
主人公というのは、劇中の物事に、表立って立ち向かって「いかざるをえない」存在ではないのか?
そういう意味では、この時点でもう既に、翔太郎は主人公という役目から梯子を外されつつある…。

次回のまとめではそのあたりに注目していた当時のツイートをまとめてみる。
「次回」が「自壊」と自動変換されたのは内緒だ。