私の心臓 (現状) | エンディングノートtruth

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生い立ち・記録・遺書

発症は13年前の夏、左脚ブロックになりました。

2年程前から急に崩れるように悪化し
現在の私の心臓の状態は・・・

●左脚ブロック

●心筋症(一部正常に働いていない。)(肥大無し)

●慢性心不全(収縮率50%弱)

●心室性期外収縮(体調により一日/6000回を越えることもある) (2連発確認)

●原因不明の胸痛も4度ありました。


一般的なカテーテル検査や、不整脈を抑える投薬も、私の場合はリスクが高くしていません。

無事な右脚をキズつけてしまったら、ペースメーカーを体に入れないといけなくなるそうです。

若くに左脚ブロックを発症したことも含めて、レアなケースと言われています。

中学高校と、さんざんスポーツ(テニス)をやってきたけれど、
生まれつき弱かったのかも知れないなと今更言われました。


現在、体力的には、階段の4階ぐらいまで登るのが限度。

走ることはできません。
青信号が点滅し始めたら、諦めて次を待ちます。

重いものを持つことも負担になるようです。

すぐに足が浮腫んで痛くなります。
公共交通機関を利用する時は、座らないと辛いです。

でも、内部疾患は見た目では解りづらい。
エレベーターを使ったり
公共交通機関等で席に座っていても、

マナーが悪いと思われたくないし
「若いのに申し訳なくなり」
ついつい、しんどくても お年寄りに譲ってしまいます。

幸いこれまで、
倒れたり意識の消失は無いので、
ほぼ、スクーターで移動しています。

雨や寒い季節はたいへんですが、
気兼ねなく座って居られるし、
自宅から現地まで乗り付けて、あまり歩かなくても済むので一番楽です。
慢性心不全の状態になってからは一度も遠出はしていません。


主治医の先生とは、発症年以来 13年間ずっと診てもらっています。

数年前に、役職有る大病院を辞めて、循環器内科を開業されました。
町医者さんになってからも、
「これからも継続で診てあげるからおいで。」と言ってくれたので付いてきました。

みんな、心臓の病気なのに診察室からは先生や患者さんの笑い声が聞こえます。
心臓以外の病気の相談にも応じてくれるし、プライベートな話もします。
混んでも急かずにゆっくり話してくれます。

でも仕事には厳しい。
先生は「まあ大丈夫やろ。」っていう判断はしない人。
「患者さんの命に関わるから」
と言います。
危なければ、スタッフにも患者にも怒ります。

発症して間もないある日、
不安がる私に「絶対に助けてあげる。」と言ってくれました。

人間として「いい人」なんだと思います。

恐いのはわかるけど「守りに入るな!」
心臓も筋肉だから、
「長持ちさせたかったら (範囲内で) 動け!」と言います。

なので、今のところは 買い物へも行くし、すべての家事や簡単な日曜大工、仕事、読んだり書いたり。
一人でします。

そして、趣味の歌(ロックヴォーカル)も続けています。

歌は有酸素運動。心臓リハビリになるのか?負担になるのか分からないけれど。

なぜか、歌うと不整脈が治まったりするので、
先生は、「歌は続けや」と言ってくれてます。

死なない人はいません。
いずれは誰もが死にます。

安静で何もしないで、ただ長生きするよりも、
例えば、歌いに行って
人生を楽しんで死にたいと、私は思っています。

介護してくれる人も居ないし、
生きてる間、ずっとずっと痛い苦しい思いしたから、最期くらいポックリあっけなくがいいな。