あの日の私、今の私。 | エンディングノートtruth

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生い立ち・記録・遺書

妹から暴力を受け逃げた。
弱い体で、頼れる人も行く宛もなく、
避難できるのは病院だけだった。
辿り着くなり泣き続け病院のベッドで寝入った。

ギターの音が聞こえた…。
音楽と声をかけてくれた彼に救われた。

王子様のkissで目覚めたおとぎ話のように
ギターの音色で私は目覚めた。

涙は止んで、12年前心臓を壊すくらい傷付き
封印した感情が復活した。
間違いなく恋だと思う。

こんな気持ちが、まだ残ってたことに自身が一番驚いている。

どんどん弱る体。
あとは、一人死を迎える準備だけをしていた私の余生に、予想もしなかった嬉しいオマケがついてきた。

鬱もあり、いつの日も人生のリタイアを考えていた。

このまま死ぬのは、あまりに不憫で虚しすぎる。
せめて最期に、生まれてきて良かったと思いたい。

強く願った。
そうなるように心掛け行動した。

彼は神様からの大切なご褒美のように思う。
明日・・・今・・・生涯が閉じても悔いがないくらい幸せを感じてる。

生き抜いてきて良かった。