
東方神起、最強の2人が神伝説 海外アーティスト最多更新!通算30度目の聖地公演 ユンホ「次は20周年」チャンミン「できる限り歌い、踊りたい」
約4万5000人がペンライトで作るパールレッドの〝海〟が揺れ、輝く。2人がステージに飛び出し、名曲「MAHOROBA」を情感豊かに歌い踊ると、会場は一気にヒートアップした。
チャンミン(35)は「皆さんと最高の1日にしようと思って東京ドームに戻ってきました」とあいさつ。ユンホが「東方神起のこと待ってましたか!?」と呼びかけると、ドームが揺れた。
2月に幕開けした今ツアーは10都市20公演で約30万人を動員。前ツアーはコロナ禍で最終公演の東京ドームが中止されただけに約3年ぶりの聖地降臨となった。この日で海外アーティスト史上最多のドーム公演記録も、東京ドームは30回、全ドームは89回に更新。ユンホは「すごいことですよね」と感無量だ。
念願のドーム公演を前にハプニングも。ユンホが先月に韓国で仕事中に右足首を負傷し、演出の一部変更を余儀なくされた。ユンホは「皆さんが楽しむ姿を思い浮かべながらすごく頑張った」と報告。チャンミンが「医者がびっくりするほど回復速度が早すぎて。全力でサポートしますよ」と語ると、ユンホは「チャンミン先生、大人になったよ」と笑わせた。
一方、ステージでは躍動。叫び、舞い、走り、絶唱した。
「盛り上がれ~!」(ユンホ)、「みんな一緒に!!」(チャンミン)。喜びを体現する全力パフォーマンスで、代表曲「Rising Sun」、「Somebody To Love」や28日発売の新曲「Lime & Lemon」など28曲を披露。
客席上をムービングステージで縦横無尽に動き、トロッコに乗って周遊。ユンホも走ってジャンプするなど、けがを感じさせない熱演で魅せ、最後の曲「With Love」をファンと大合唱して3時間半のステージを締めくくると、ガッツポーズで「無事に終えた~!」と絶叫した。
東方神起は2003年12月に韓国でデビューしており、ユンホは「次は20周年ですね」と再会を約束。チャンミンは「2人でできる限り、歌わせてもらいたいし、踊らせてもらいたい」と願った。
★トークでも魅せた
2人はトークでもファンを魅了。ツアータイトル「CLASSYC」についてユンホは「CLASSYCは最上級(の意味)、そして僕が好きな言葉です。一流のチャンミン、一流のユノ(ユンホ)、一流の東京ドーム!」とはにかんだ。チャンミンは「この2人が一流といえるのは一流のファンのおかげ」と感謝。また、新曲「Lime & Lemon」の話題ではチャンミンが「こういうこと言っていいんですかね」と前置きしつつ、「時間の流れで昔より売り上げが落ちてるんです」と激白。ユンホは「チャンミン、時間っていうものは逆らうことができないから」と返して笑わせた。