セルフライナーノーツシリーズ「the cast of my life」編 | The Diary of 326-9

セルフライナーノーツシリーズ「the cast of my life」編

こんばんわー!!

 

 

 

(こんばんわー!!)

 

 

 

はい、どうも326-9ですよ。

 

 

 

ちょっと更新空いてしましましたね。

 

「ブログ書かへんの?」とか声かけてもらったりしてたんですが

 

 

 

毎日書くなんて一言も言ってない。(どやっ)

 

 

 

もうすごいんやから。

 

大体記事1つ書くのに2時間くらいかかるんやからな。

 

 

 

でも「続きまだですか?」って声はすっごい嬉しいです。

 

そんな声が届かんかったら絶対更新せえへんからな。

 

ありがたやですわ。

 

 

 

で、書いてない間になにがあったかというと。

 

 

 

そうですよね。

 

 

 

「歴史を刻め」が我が街、中百舌鳥にやってきました。

 

 

 

大事件です。

 

SNS見てくれてる人は知ってると思いますが326-9は完全に虜になってしまって大体2日に1回のペースで通っています。

 

 

 

 

 

 

 

なんと愛くるしい!!!!!!

 

 

 

素晴らしいですねー。

 

 

 

そもそも326-9はいわゆる「二郎系」というものを食わず嫌いで生きてきました。

 

某ラッパー風に言うと「腹を満たすためにドカ食いしてる小僧と一緒にすんじゃねぇ。」状態でした。

 

 

 

ところが昨年夏、Day tripper石田くんとLeftせいやマンに半ば無理やり連れられて「歴史を刻め」(寺田町)に行くことがありまして。

 

「え。なんこれ。美味っ。」ってなったワケでございますな。

 

 

 

実際それ以来「二郎系」は手を出してなかったんですが、そんな「歴史を刻め」が徒歩圏内にやってくるなんて。

 

 

 

なんたる幸せ!!

 

 

 

ということで通いまくってるワケですわ。

 

ほんま味も最高ですし、なにより接客がマジで素晴らしい。

 

大好きです、愛してます。

 

これからも美味しいラーメンでおれの腹を満たしてください。

 

 

 

マッシブ移転してなかなか中百舌鳥に足を運ぶ機会は少なくなってると思いますけど、なんかのタイミングで是非ともフラっとお越しくださいませー。

 

ラーメン荘 歴史を刻め なかもず

 

 

 

ほな。

 

今日もいきまっかー。

 

 

 

「the cast of my life」

 

 

 

きましたねー。

 

更新が遅くなったのは次がこの曲やったから、というのもあります。

 

だって絶対長くなるやん。(笑)

 

 

 

先に書いときますけど。

 

 

 

326-9はこの曲が大っ好きです。

 

 

 

恥ずかしながら我がiTunesのDown the Rabbit-Holeの再生回数1位の楽曲はこの曲です。(照)

 

 

 

いやー。

 

いい曲ですよねー。

 

 

 

元々サビのメロディーだけ先に作れてたんですけど、そこから全然膨らまなくて一回自分の中で墓場に送ったんですが。

 

違うタイミングでサビ以外の部分ができて「あれ?これにこの前作ったサビメロ合うんちゃん?」ってハメてみたら見事に合致して完成した曲です。

 

なのでニュアンス的にはニコイチ(ワンビア)って感じです。

 

 

 

この曲調は曲の尺が長くなりがちなので、如何に短くまとめるか、を意識してアレンジしました。

 

結果もう削るとこがないくらいシャープな展開に仕上がってます。

 

イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→ギターソロ→Bメロ→大サビ→シンガロング。

 

ソリッドですねー、いいですねー。

 

 

 

最後のシンガロングパートは胸熱ポイント高すぎ注意です。

 

ライブで全編通して1番グッとくることが多いとこなんですよねー。

 

ここをみんなが歌ってくれてるの、マジでいつでもどこでも最高に嬉しい。

 

マニアックな話ですがこのパートだけコード進行を微妙にイジってるのもポイント高めです。

 

ナイスアレンジ!

 

 

 

歌詞はずっと書きたかったテーマをようやく書けました。

 

さあここから長くなる、頑張れおれ!

 

 

 

実はこの曲はAメロ、Bメロ、サビで書いてるテーマが変わってます。

 

 

 

まずAメロ。

 

簡単に要約すると「SNSとかで近況を見てるから繋がってる気でいるけど、実際に顔を見てないヤツなんてたくさんいる。」です。

 

歌い出しが「銀の箱の中であなたが笑う」という歌詞で始まるんですが。

 

「銀の箱」というのはネタバレしますがMacBookです。

 

 

 

そのまま続いて「ボクの指はすごく優秀で、キミのことはなんでも教えてくれんるんだ。」になるんですが。

 

ここまで書けばわかりますよね。

 

「パソコンでポチポチすれば、大体の人の近況はわかる」ってことです。

 

結婚しただの、子どもがいるだの、どの県に住んでるだの、直接会ってもないのに知ってることのほうが多いんですよ。

 

このAメロはたぶんおれの友達の範囲で1番有名になったある人物を思い浮かべて書きました。

 

 

 

でBメロ。

 

これも簡単に書きますが「10年後に何が変わって、なにを失ってるかわからんけど、目の前のあなたたちはずっと側にいてほしい」

です。

 

 

 

BuddyBuddy(一応説明しますが、アメ村の最高の飲み屋。我々の溜まり場なのであーる。)の店長まゆちんと2人で朝まで飲んだときに、なんとなくフッと出た「10年後」という話題に沿って書きました。

 

 

 

「まゆちん、10年後ってどーなってるかな?」

 

「んー。わからんけどこの店はやってたいな!」

 

 

 

何気ない会話ながら、この時になんとなくおれは「そうか。10年後まで続けようって思ったら頑張らなあかんもんな。」って感じたんですよね。

 

たぶん10年後に当たり前に、普通に、あるワケじゃないんや、なんて。

 

 

 

思い返したら10年前に「一生の友達」と思った内のどれだけとまだ友達やろう、とか。

 

環境の全てが変わるにしても「10年」って年月は時間としては余るくらいなんや、と。

 

 

 

で家に帰って10年後を想像してみたんですよ。

 

いま自分の中の大事なモノのなにを失う可能性があるか。

 

 

 

色々考えた結果、それがBメロの歌詞に出てくる「My favorite 'P'」でした。

 

「P」というのは。

 

もちろん。

 

「Perfume」です。

 

 

 

「10年後にPerfumeは存在してるのか?」

 

 

 

ムッチャクチャ真剣に考えた結果、当たり前ですが「絶対」ではないと思いました。

 

仮にこの10年以内にPerfumeがいなくなる可能性があるって考えると、すごく嫌でした。

 

ちなみにもちろんいまでもすごく嫌なので、ずっと現役でいてほしいです。

 

 

 

でもそんなPerfumeを失うことより、いま自分を取り巻いている人達、目の前にいる人達を失うほうが嫌やって思ったんですよ。

 

あれ、この話題ちょっと頭おかしい?(笑)

 

うん、でもマジで。

 

 

 

お互い生きてるのに会えなくなった人とかたくさんいるじゃないっすか。

 

学生時代の友達も、先生も、あの日ライブハウスでできた友達も、どんなけの出会いを無駄にしてきたんやろう、って考えることがあります。

 

その中に一生涯の大親友になれたヤツがいたかもしれへん、とか。

 

一生を添い遂げるお嫁さんがいたかもしれない、とか。

 

たらればですけどね、もっとみんなと仲良くできればよかったなー、とかボヤっと考えるんですよ。

 

 

 

「戻れない」ならせめて「もう失わない」です。

 

これがBメロですね。

 

 

 

んでサビ。

 

サビはライブハウスで遊んでるみんなに向けて。

 

 

 

おれ記憶力がいいんですよ。

 

たぶん人1倍。

 

「そんなことまでよー覚えてんな!」ってよく言われます。

 

 

 

久しぶりに会って、なかなか思い出せなくても、やっぱり覚えてるもんなんですよね。

 

声とか、癖とか、なんやらかんやら。

 

ちょっと時間が経つと一気に全部思い出したりします。

 

 

 

ライブしてるときも「あれ?あいつむっちゃ久しぶりじゃね?」とか思うこともよくあるんすよ。

 

それがすっごい嬉しかったりします。

 

「あー、忘れ去られたワケじゃないんや。」とか。

 

 

 

結構バンドマンっていう立場は残酷なもんで。

 

君たちに「会いたい」と思ってもライブハウスで待つしかできないんですよ。

 

こちとらいわゆるヤラしいことはできないタイプなんで。

 

 

 

ってことは。

 

みんなが音楽から興味がなくなれば、ライブハウスから離れれば、「若かったときの思い出」にしてしまえば。

 

もう「おれの人生」に登場することはなくなるんですよね。

 

なんてさみしい話なんだ。

 

 

 

だからたまにでもいいから顔を見せてね、ってことです。

 

なによりおれがあなたを忘れたくないからです。

 

 

 

ケータイの電話帳見返してみたりしたら、「あれ?こいつ誰?」とか思うことってあるじゃないっすか?

 

おれはその瞬間すごい自己嫌悪になってしまいます。

 

誰も忘れたくないんですよ、せっかく出会ったんやから。

 

気づかなければそれでいいんでしょうけどね。

 

 

 

だからおれがここで歌う限り、あなたが音楽を好きでいる限り、お互いの人生に存在し続けていられるでしょ、ってことです。

 

 

 

これが

 

 

 

「おれの人生から勝手に消えるな。」

 

 

 

でございます。

 

 

 

たくさんの仲間や友達を見送ってきた分、もう誰も失わないようにの願いを込めての一言ですね。

 

 

 

おれが息絶えたとき、エンドロールにあなたの名前があるように。

 

あなたが息絶えたとき、エンドロールに「Down the Rabbit-Hole」の名前があるように。

 

みんなの人生の「the cast」になれるように。

 

 

 

ということでございます。

 

 

 

せーの。

 

 

 

エモい!!(笑)

 

 

 

ライブでも、おれの中でも本当に大事な1曲です。

 

ぜひ思いを馳せて、聴いてみてください。

 

 

 

以上。

 

「the cast of my life」でした!

 

 

 

ほなの。