真ん中の子には、寒さを耐え忍んで春を待てるような強さ(≠根性)がある。これは本人にも何度も伝えたんだけど、上の子にも下の子にもない、あなたにしかない誇っても良い長所だと。できない・わからない・スムーズにいかないが重なって、気持ちが折れてたことの方が多かっただろうけど、あなたは決して鉛筆を放り投げることなく手を動かしてたね鉛筆。残念ながら『頑張り屋さん』(←私の好きな言葉の1つ)てわけではないのだけど、あなたは耐え抜くことができる。決して誰にでもできるような簡単なことじゃないから、自信をもって欲しいグッド!。中学に入って、生徒から保護者へのメッセージ(?)みたいのがあって、イラストを添えてただ一言「努力を続ける」と書いてあった。気持ちのこもった力のある清々しい文字に私は驚いたよ(イラストが上手いのにもびっくりびっくり学校の図工は嫌いって言ってたのにえー)。こんな逞しい字が書けるようになったんだね。続けることはあなたの得意分野だから、あなたなりにあなたが考えるように続けて下さい、応援してますウインク

 

4年生の3月から翌年の3月までは、算数と理科だけに力を注いだ。国語と社会は5年生からと頑なに(自分に言い聞かせて)決めていた。使ったテキストやプリントや参考書は以下のとおり本本

 

 

【 算数 】

・浜学園のテキスト『小5 算数 演習教材』 

・浜学園のプリント『小5 算数 最高レベル特訓』

・浜学園のプリント『小5 算数 復習テスト Vクラス』

【 理科 】

・浜学園のテキスト『5年生 サイエンス 理科』

・浜学園のプリント『小5 理科 復習テスト Vクラス』

・塾で教える理科「生物・地球・宇宙」(5年生でも使いました)

・塾で教える理科「物質とエネルギー」(5年生でも使いました)

 

 

この4年生のときに5年生の内容をやらせて、真ん中の子の特性に私は確実に気が付いてしまった。真ん中の子の特性とは、算数では上値を追えなくて、一方、理科では高いレベルで勝負ができるということ。例えば、一例を挙げると、後々受けることになる浜学園の公開テストなら、理科は文字通り100点満点なんだけど、真ん中の子にとって算数は84点満点とか85点満点のような感じかな?、算数は80点取れたら仕事したね、及第点だね、みたいな。それでも、算数も、レベルの高い問題に触れてもらった。本人の算力からしたら、もしかしたら背伸びになっていたかもだけど、私は背伸びをして欲しかった。まだ4年生で時間はある、レベルを落とす時期ではないと思ってたし、レベルを落とすのはいつでもできると、本人に無理をさせながら自分に言い聞かせてました。また、正しい努力を我が子にさせることが保護者の役目という当たり前のことも、上手くいかないときには原点に返るという意味合いも兼ねて、真ん中の子の状況を見ながら常々意識していました(私は真ん中の子に「正しい努力をさせられているか?」ってことですね)。

 

4年生のときも、算数と理科を比べたら、圧倒的に算数に時間をかけた。算数は得点源にはならないかもだけど、下値を固めるために時間を費やした。算数が最低限耐えられて、理科が運良く跳ねれば、できる子たちとも勝負ができると思った。もちろん、そんなに都合良くはまることなんて多くはないと頭ではわかってたけど、都合良く考えるようにしていました。また、算数だって勉強をしていないわけではない、真ん中の子は手を抜いているようには見えなかった、真ん中の子(の能力)なりに一生懸命やっていたのだと思う。正しい努力は継続できているはず、であれば、算数だって、たまたま運良く、決して沢山あるわけではない真ん中の子が得意な問題が入試本番で出題されるかもしれないじゃないか、、、テンポ良くいかない日々に、私自身も正解のない正解を模索しながら自問自答が続いていた気がします。

 

私は本人に常々ずっと伝えてきた。算数では、上値は追わなくていいから下値を固めよう、そして、+αを持とうウインクと。できる子たちですら間違えそうな難しい問題の中にも、あなたにとってはそこまで難しくない問題が必ずあるはず、それが+α、その+αがテストで出たらきっちりと仕留めるんだ恋の矢。そしたらあなたの勝ちでしょ合格。もちろん、あなたが言うように自分が得意な問題なんてテストには何も出ないかもしれない、それはその通りなんだけど、勝てるときにはきちんと勝とうってことだよビックリマーク。入試は相手がいることだから、負けることだってあるさ、それは仕方のないことだけど、勝てるチャンスがあるときは、こぼすことなく掬い取ろうよビックリマーク。て、ん?、、、勝ち負けですか、、、受験とは全く関係ないけど、似てることが。。こないだカフェでコーヒーを飲んでたらコーヒー、どこからか「ファーストリテイリング、もう高くなり過ぎちゃって買えないよね~」ていう若い子の声が聞こえてきたびっくり。カフェでそんな話を聞くなんて初めてかも!?。ユニクロじゃなくてファーストリテイリングだよびっくり、時代は変わったな~てしみじみ思ったよ、カフェで若い子が株の話をする、そういう時代なんだね。株式市場で個人が勝ち続けるなんて、総体的に見たら至難のことなのかも知れない。でも、機関にはできないけど、個人だからこそやれることはある。右往左往した挙句、最後にはやっぱり個人は機関の養分になるお金だなんて私は1ミリも思わない。耐えに耐えに耐えて、(今日は日経の下げがきつい爆弾けど)最後にはきちんと華麗に勝ち獲ります!

 

つづく