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山岡荘八歴史小説・徳川家康 第3巻 朝露の巻 天下統一まであと!23巻!

山岡荘八歴史小説・徳川家康 第3巻 朝露の巻

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山岡荘八歴史小説・徳川家康 第1巻 出生乱離の巻 天下統一への道まであと25!



山岡荘八歴史小説・徳川家康 第2巻 獅子の座の巻 天下統一への道まであと24!



ということで、徳川家康第3巻。





この第三巻では徳川家康が今川義元人質時代の終盤を描いて医いまして、竹千代から14歳になった時に松平次郎三郎元信と元服し、鶴姫とも結婚。 のちに元康と改名しています。





元信の元は今川義元も下から取っているようですが、信は信長の信からとったのではないかと義元にいろいろと疑われ・・・後に元康と改名。





第三巻でのメインは桶狭間の戦いですが、こちらは中盤から後半にかけてのこと。





前半は遂に針売り時代の日吉こと、木下藤吉郎が登場し、信長とご対面。





犬千代とともに、いろいろと信長パートも盛んに描かれています。





山岡荘八の織田信長や豊臣秀吉ではもっと詳しく信長と秀吉との出会いついて書かれていますが、面白いことに、作者は同じ山岡荘八なのに、この第三巻でも出会い方はまるで違っています。





これが山岡荘八の本を読んでいて一番面白いことなんですよね。





描かれ方が微妙に違う。でも筋は通っているところがにくいですね。





ということで、信長パートでは信長が濃姫が「産まず女」なので、3人の側室を一度に探しにくというところがこちらでも描かれています。




濃姫説はいろいろと言われているようですが、本能寺の変で一緒に死んだ・・・本能寺の変のあと30年生き続けた・・・





もともと仲が悪かったので子供を産まなかった・・・実際には存在していなかったのではなどなど・・・。





山岡荘八の織田信長では、信長よりも3つ年上の姉さん女房で、斉藤道三、マムシの娘として描かれていますね。




凄かったのが山岡荘八織田信長での本能寺変では信長の盾となり斬られ、信長ともに死んだという展開が凄く印象に残りましたね。





信長に嫁いで来るところから物語りは始まり、一緒に死んで終わるという・・・非常に重要な登場人物として描かれている濃姫。




信長の側室はこちらではお類と奈々と深雪の三人。





この三人の側室もかなりの美人だそうなんですが、信長の側近、犬千代と並んでいたもうひとり、愛智十阿弥というのがいまして、こちらは今でいうところのメッチャ、イケメンだったそうでして。





文章で表現されていますが、イケメンだが毒舌!?






「神々は時には人智では計りがたい創造をやってのける。愛智十阿弥もその計りがたい創造の一つであった。




外見はさながら、菩薩のごとく、その毒舌は悪魔のかざす剣に似ていた。




あでやかな美貌では、信長の側室たちは女性でありながらはるかに彼にはおよばなかった。




わずかに濃姫と信長の末の妹お市の容色がこれに匹敵しようか。」







と表現されていますので、非常に印象的ですね。





イケメンで毒舌なので、犬千代の怒りを買って、運悪く斬られて慙死・・・。





犬千代の逐電の助けをするためのお芝居で剣を振りかざして、誤って斬ってしまったという事故なんですが・・・これも、お芝居のつもりが愛智十阿弥の毒舌により犬千代が暴走・・・。





ということで、桶狭間の戦いですが・・・やはりここでも竹之内波太郎の活躍もありましたね。





木下藤吉郎も草履取りから台所奉行へと出世。





信長の命により、味噌買いに走るわけですが・・・こちらはやはり同小説、豊臣秀吉の方が詳細に描かれていましたね。





味噌買いと見せて、野武士集め・・・。





そして、桶狭間の戦いも御三家の小説では微妙に描かれた方も違っています。





一番細かく描かれているのはやはり織田信長の小説の中。





豊臣秀吉ではなんと!今川義元が首を切られるシーンを描いたのではなく、城で男どもが戦に出ているの最中、城を堅守している濃姫たちを中心に描いているということ。





こちらの家康バージョンでは信長バージョンほどではありませんが、今川義元が首を切られるシーンが描かれ、首をとった毛利新助の指を食いちぎったまま桶狭間の霧と消えた・・・。





というところで第三巻は終わりです。





・・・・あ!家康は鶴姫との間に、長女の亀姫、を長男、竹千代を生んでしました。






・・・ということで、ここでは信長は竹之内波太郎にのちのちのことを考えて、先鋒に出てきた元康との戦いを改めるようにと陰ながら助言していたんですね・・・。





やっぱり波太郎、なんかカッコいいです・・・はい・・・。




徳川家康、天下統一まであと!23巻!

山岡荘八歴史小説・徳川家康 第2巻 獅子の座の巻 天下統一への道まであと24!

徳川家康 第2巻 獅子の座の巻

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山岡荘八歴史小説・徳川家康 天下統一への道 プロローグ


山岡荘八歴史小説・徳川家康 第1巻 出生乱離の巻 天下統一への道まであと25!



こちらも忘れないうちに書き残しておきましょう・・・。




ちょっと写真が小さくてわかりにくいですが、表紙に書かれている二人の童子は信長を家康です。




何か書かれていますが、背丈が大きい方が「信長十四歳」




小さい方が「家康五歳」と書かれています。




一巻では竹千代こと、家康は3歳で終わっていますが、この二巻では遂に今川義元の所へ人質に・・・となるはずが・・・織田方に竹千代は奪われてしまうんですよね。




さらに竹千代に波乱ばかりが続きます。父広忠の非業の死・・・。





人質といっても牢屋に入れて置かれるというものでなく、人質をとるということで、服従を誓わせるといった意味合いだそうで・・・。



信長のところに連れて行かれてしまった竹千代が信長をともにその間は過ごすことにな、これまた運命的な出会いをしてしまったわけですね。




竹千代の母、於大が広忠との離縁後に、信長を頼って陰ながら信長の所に人質になっている竹千代に会いにいくというシーンがありました。




そして、信長と濃姫の婚儀のパートもあり、そして信長が竹千代に結婚するので、なにか婚礼をせがる。




竹千代は長い物干し竿を信長に婚礼として送ることに!?




そのかわりに馬一頭をくれと信長にいう竹千代。




信長はこの物干し竿で二間柄の槍隊をつくことをひらめいたそうで・・・。





そして、今川元へ捕らえられた信長の兄、信広との人質交換で竹千代は今川義元の所へまた流されることに。



今川義元のところには長きにわたり、人質生活を送ることになりますが、雪斎により、英才教育を受けているという描写なのが印象的ですね。



今川義元のところに来て、後の結婚することになる鶴姫ともすぐに出会っています。





・・・ということで、二巻からは信長パートも増えて、だんだんと面白くなってきた徳川家康。




人質、人質と言われつつも、信長ところでは運命的な出会い、義元のところでは英才教育を受けることになった竹千代。



また母の於大の竹千代を思う心もつづられていて読み応えありです!




また二巻でも架空の人物ですが、竹之内波太郎が活躍!




第三巻は桶狭間の戦い!

「BALLAD バラッド名もなき恋のうた」と「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」見比べ感想

◆「BALLAD バラッド名もなき恋のうた」と「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」見比べ感想!



BALLAD バラッド名もなき恋のうた 観て来ました!元となった映画、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」と見比べた感想なんかを書いてみたいと思います。



以下、映画の内容にふれるネタバレになりますので、知りたくない方はご遠慮くださいね。



くらやみのかべをおせ!(σ`・ω・)σ-BALLAD ~名もなき恋のうた~

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「BALLAD バラッド名もなき恋のうた」と「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」見比べ感想!





バラッドの元になったアッパレ戦国大合戦との大きな違いは・・・





あくまで、バラッドは元にしただけで、決してクレヨンしんちゃんをそのまま実写化したものではありませんのであしからず。





しかしながら、設定は微妙に違えど、バラッドのストーリーは基本的にアニメの戦国大合戦をを忠実に実写で再現していましたね。





バラッドを見ると、天正2年へ良く手段として、派手な演出がなく、これだけ金を賭けて映画つくっているのにショボイなぁ~・・・と思ってしまいますが、実はアニメでもほぼ同じ演出で現代から天正2年へと行き来していますので、このあたりも忠実に再現しているということになります。






全体的な流れも、セリフも結構実写とアニメでも同じものが多くて、微妙に違うところもありますが、こちらも忠実に再現しているものかと。








実写版のバラッドでの一番のオリジナル要素といえば・・・






やはり天正2年の世界で又兵衛たちの写真を撮るシーンかもしれませんね。





私はこのシーンが一番好きで、感動したシーンでもありました。





アニメではなかったのは、携帯とカメラを天正2年に持ち込むこと・・・。





このおかげで、バラッドはアニメとは少し違った次元、角度から見れるのがいいところだと思います。





バラッドで評価されるべき所はやはりこの演出かもしれまへんね。





映画館で見ようと思ったきっかけは又兵衛が携帯の画面に映っている廉姫を見て想いにふけっているシーンを見たからです。







合戦シーンなどは、結構派手に演出しているものの、やはり武器を使ったアクションって難しいようですね。





それでもかなり頑張っていたと思います。






ということで、もうちょっと感想を書いてみますと・・・





この映画を見ますと、主役の二人、草なぎ君とガッキーのことがほんとに好きになってしまいます。





草なぎ君、全裸事件がありましたが、前のブログから応援してやろうと思い、任侠ヘルパーも見ていますが、昔から僕シリーズなどで彼を見続けてきました。





どの役をやらせても、同じではないんですよね・・・。





なんでも出来る役者ってなかなかいませんよ。






バラッド見る直前に任侠ヘルパー見て、翌日にバラッド見ましても、全然別人が演じているような錯覚に尾といってしまうほどに違いを感じます。





彦一は彦一、又兵衛は又兵衛と完全に別のものになっていますね。






そしてガッキーですが・・・もう、何もいうことはありまへん・・・





ほんとに可愛いです・・・。





映画館のスクリーンでガッキーのドアップを見れただけで幸せでございます・・・。






ということで、機会があれば、また見てみたい映画でしたね・・・。




このバラッドは天正2年のお話・・・





このバラッド見た翌日は天正4年のお話の火天の城・・・





こちらもすんごい良かったです。



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キャスト
井尻又兵衛:草彅剛 草なぎ剛
廉姫:新垣結衣 ガッキー
大倉井高虎:大沢たかお
川上真一(原案の野原しんのすけに相当):武井証
川上曉(原案の野原ひろしに相当):筒井道隆
川上美佐子(原案の野原みさえに相当):夏川結衣
吉乃:香川京子
康綱:中村敦夫 他・・・