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警視庁公安部は30日、JRグループの組合資金を横領したとして、JR東労組元会長の松崎明氏を業務上横領の疑いで書類送検しました。
松崎氏は知る人ぞ知るJR労組の実力者で、革マル派の幹部とも言われています。
過去には松崎氏の疑惑を週刊文春が追及。ところが、JRの売店である「キヨスク」が週刊文春の販売をボイコット。部数大幅減の大ダメージを受けた文春は、連載を中止することになりました。
その後、松崎氏への追及は週刊現代が行います。週刊現代もJR車両内での吊り革広告を拒否されたりしながらも、今年6月に報道の成果が『マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実 』(西岡研介著、講談社)として発行され、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」を受賞しています。
雑誌販売に大きな影響力を持つキヨスクを持つJRを批判することは、週刊誌では長らくタブーとされてきました。今回の書類送検をきっかけにそのタブーが破られるかもしれません。
◎JR東労組松崎元会長を書類送検 組合資金を横領容疑(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1130/TKY200711300157.html
◎松崎明(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/松崎明
◎テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実(紹介記事)
http://www.geocities.jp/motomae02/gendai/gendai.html