鳩山発言と言っても法務大臣の「アルカイダ」ではなく民主党幹事長の「大連立」を巡る発言である。週末のテレビ番組で鳩山幹事長は次のように発言した。
1.衆議院選挙前に民主党から大連立を持ち出す事はない。
2.しかし衆議院選挙後に衆参が身動き取れない状況になれば大連立構想が再浮上する可能性がある。
3.大連立は党首二人で決めるのではなく、国民の意見を聞きながら時間をかけてやるべきだ。
これを聞くと鳩山幹事長の政治家としての資質が良く分かる。
まず民主党から大連立を持ちかける事はないと言っているがそれは当り前だ。この前の党首会談でも持ちかけたのは総理の側で、小沢代表は持ちかけられた提案を逆利用して民主党が選挙で勝利するための高等戦術を考えた。ところがそれを鳩山幹事長をはじめとする民主党役員が理解しなかった。だから小沢代表は辞任を表明した。そのような経緯だから民主党は日本政治の機能不全には目をつむりつつ、自民党との対決姿勢を強めてあくまでも衆議院選挙での勝利を目指すしかなくなっている・・・
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