高村外相の発言が波紋を呼んでいます。何人かが帰国すれば、拉致問題に進展があったとみなし、6か国協議での重油支援や人道支援を再開するという趣旨の発言ですが、この発言に町村官房長官が次のように噛みついていました。
「今ここで何人とか言うのは誤った印象を与える。あたかも何人かが帰ってきそうだとか、あるいは何っていう名前が出ているのではないかとか、そういう事実は全くない。あらぬ誤解を招く。やっぱりすべての拉致被害者の一刻も早い帰国を求めていく、その一点に尽きる。(高村発言は)なんの意味もない」
町村官房長官の発言が正論です。しかし、進展がなければ、解決には繋がらないのも至極当然のことです。進展は解決に向けての前段階だからです。そこで、何をもって進展とするかとの定義もまた必要となってくるわけです・・・
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