雨宮処凜(かりん)の愛国心論が面白い。『雨宮処凜の「オールニートニッポン』(祥伝社新書)は、処凜がパーソナリティを務めたネットラジオでニート&フリーター問題を縦横に語り合った公開ナマ番組の記録で、第4章では『論座』07年1月号に「『丸山眞男』をひっぱたきたい/31歳、フリーター。希望は、戦争。」を書いて話題になった赤木智弘ほかとの座談を載せている。赤木の論は、ごく簡単に言うと、経済成長世代が好き勝手をしてきて責任をとらずにのうのうと生きているのに、不況になったらなぜ若者がフリーター化して割を食うのか、その不平等をブチ壊して「国民全員が苦しむ平等」を実現するには「日本が軍国化し戦争が起き、たくさんの人が死ねば日本は流動化する。多くの若者はそれを望んでいる」というもの・・・
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