☆久間防衛相辞任と昭和天皇
広島・長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言した久間章生防衛相が3日午後、
首相官邸を訪れ安倍首相に辞任する意向を伝え、首相も了承しました。後任は小池百
合子首相補佐官に決定。
防衛省といえば、長年の悲願だった「庁」から「省」への昇格をはたしたばかり。名
誉ある初代防衛大臣は、失言問題で辞任という情けない結果となりました。
なお、久間発言とは主旨は異なりますが、原爆投下については、1975年10月に昭和天
皇が記者会見で「遺憾に思っている。戦争中のことなので、広島市民には気の毒なこ
とであるが、やむを得なかった」と発言したことがあります。
更┃新┃情┃報┃2007年7月2日(月)~3日(火)
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◇◆◇ ヘッドライン ◇◆◇
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http://www.the-commons.jp/
【1】頭下げれば許されるのか!
from マッド・アマノの「THE PARODY TIMES」
【2】安倍政権の断末魔、参院選大敗で政局混沌か
from 高野孟の「極私的情報曼荼羅」
【3】参議院選前に拉致被害者帰国の「仰天情報」
from 辺真一の「コリア・レポート」
【4】清水靖晃&サキソフォネッツの限りなき冒険
from 金平茂紀の「業務外日誌」
【5】FIFAの「高地禁止令」に「抗議」した南米諸国の「サッカー熱」への疑問
from 玉木正之の「スポーツ・ワンダーランド」
【6】北海道警裏金問題の裁判で、宮崎学さんと一緒に被告になった
from 大谷昭宏の「メディア時評」
[07月02日更新分]------------------------------------------------------------
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【1】頭下げれば許されるのか! from マッド・アマノの「THE PARODY TIMES」
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どう考えてもまったく承服できない不祥事を起こした3人が揃って謝罪記者会見。ア
ベ首相は開口一番「悪いのは私ども首相官邸ではなく歴代の厚労大臣と社保庁長官で
あります」と切り出した。「責任逃れではないか」との突っ込みに「だからこうして
とりあえず頭を下げているんであります」と理屈にならない言い訳をする首相。
[07月03日更新分]------------------------------------------------------------
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【2】安倍政権の断末魔、参院選大敗で政局混沌か
from 高野孟の「極私的情報曼荼羅」
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29日までに社会保険庁改革法案、公務員天下り規制法案、政治資金規正法改正案をバ
タバタと成立させて、延長国会は実質的に終了、翌日には早速各党幹部が全国に遊説
に散って参院選が事実上スタートした。
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【3】参議院選前に拉致被害者帰国の「仰天情報」
from 辺真一の「コリア・レポート」
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「参議院選挙一週間前に拉致被害者を乗せた万景峰号が日本に入港する案が日朝間で
台頭している」とのソウル発の「びっくり仰天情報」が飛び込んできました。発信源
は脱北者らが運営する韓国インターネット新聞「ザ・デイリーNK」で、「日本の外
交消息筋」の話として伝えています。
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【4】清水靖晃&サキソフォネッツの限りなき冒険
from 金平茂紀の「業務外日誌」
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サキソフォンでバッハに果敢に挑んだ清水靖晃&サキソフォネッツが新しいアルバム
を出した。その『PENTATONICA』は、新しい領域に挑戦する清水らの心意気がひしひ
しと伝わってくる好アルバムだ。タイトルのペンタトニカとは5音音階のことだ。
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【5】FIFAの「高地禁止令」に「抗議」した南米諸国の「サッカー熱」への疑問
from 玉木正之の「スポーツ・ワンダーランド」
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5月27日、FIFA(国際サッカー連盟)が、標高2500m以上での高地における国際試合の
禁止を決定した。その主たる理由は、極端な高地での激しい運動は選手の体調を損な
ううえ、競技結果にも偏りが生じる(高地に慣れているチームと慣れていないチーム
の差が生じる)というものである。
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【6】北海道警裏金問題の裁判で、宮崎学さんと一緒に被告になった
from 大谷昭宏の「メディア時評」
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昨年、北海道警の裏ガネ問題を明らかにした『警察幹部を逮捕せよ! 泥沼の裏金作
り』の名誉毀損訴訟について、友人の宮崎学さんとともに「補助参加」の申し立てを
していたが、5月に正式に被告となることができた。7月30日が被告として認めら
れてから初めての公判となる。
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■INSIDER ARCHIVES 高野孟が30年書き綴ってきた現代史同時進行ドキュメント!
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■No.397
2007.6.20
“火消し役”の大村秀章が“火だるま”に?!
──底知れぬ年金シンドローム
■No.396
2007.6.15
私も自衛隊情報保全隊の“監視対象”だった!
■No.395
2007.6.13
高野孟の「インテリジェンスの技法」(3)
──インフォメーションとインテリジェンス/ジャーナリストの発想と方法
■No.394
2007.5.31
安倍内閣の“アキレス腱”が断裂
──松岡農水相自殺の衝撃