特定の食品を食べるだけで「すっかり健康になる」などという宣伝をそのまま信じ、バランスを欠いた偏執的な食生活をすることを「フードファディズム 」と呼ぶそうです。


フードファディズム は、

(1)えり好みできる過剰な食料供給

(2)過剰な健康志向

(3)食に対する漠然とした不安や不信

(4)メディア情報をうのみにしてしまう未熟なメディアリテラシー (情報を吟味する能力)

の四条件がそろうと発生するそうです。


そういわれてみれば、以前にもダイエット効果があるとして、何にでも七味唐辛子をかける人や、にがりをかける人がいましたね・・ 納豆騒動問題の根幹は、以前からあったのです。


ちなみに、カナダなどでは“English”(日本での“国語”に相当)の授業に「メディアリテラシー能力」を身につける教育を行い、いかにテレビや新聞が主観で報道しているかを教え、メディアからの情報を鵜呑みにしないための教育をしているそうです。


いま日本の国語教育に一番欠落しているのは「メディアリテラシー教育」なのではないでしょうか。

古典を声に出して読んでも、メディアリテラシーが身に付くとは思えません。


とかいいながら、かくいうこのブログも、本当に正しい情報をみなさんにお伝えしているのでしょうか・・・


それはみなさんのメディアリテラシー能力の判断にお任せしますm(__)m