本日行われた東京マラソン。国内最大規模の市民マラソンとして大きく報道されました。
まあ、市民マラソンが行われること自体はいいことなのですが、第1回ということもあってでしょうか、運営にもいろいろ不備があったようです。
運営の不備を挙げてみると・・
●東京での市民マラソンは青梅マラソンが古株で、日程が重なってしまい、青梅マラソンが日程をずらした
(来年以降は両マラソンが共存できるようにするとのこと)
●参加者は抽選で選ばれる。本当に走りたい人が走れないシステム。
●女子マラソンが世界陸上の予選にならなかったため、一流選手が集まらなかった
●市民マラソンの大会であるにもかかわらず、障害者マラソンを軽視しすぎ。
申しわけなさ程度の中継しかされないのはおかしい。
●知的障害者、臓器移植者にも参加を認めるべき。
なによりも一番問題なのは、スポーツ大会のスポンサーが新聞社と放送局であること。(他のスポーツ大会もそうですが・・)
産経新聞、読売新聞、東京新聞、フジテレビジョン、日本テレビ放送網・・・
ちなみに、今年はフジテレビが中継しましたが、来年は日本テレビが放映権を持っているそうです。
これでは、
「ジャーナリズムによる批判 → その批判を受けて、次回のへのさらなる発展」
というスポーツ大会のあるべき構図ができあがりません。
明日以降テレビと新聞で東京マラソンの話題がでるとおもいますので、どうのような批判を報道するかに注目しましょう。
【参照】
玉木正之さんHP
http://www.tamakimasayuki.com/
東京マラソン(Wiki)