新年の企画として、中沢新一が読売新聞で連載小説を開始しました。

タイトルは「無人島のミミ 」(毎週 土曜朝刊)で、吉田戦車が絵を描いています。

普段は新聞小説は読まないのですが、これはおもしろそうで個人的に期待しています。


今日が第2回だったのですが、冒頭の一行目が、

「こどもが言葉に魔法の力が宿っていると信じている、というのは本当だ」


普通の小説化が冒頭でこんなこと書いたらうさんくさくて読む気がしないけど、中沢新一の魔術的知識で、読むものを吸い込ませます。

内容をバラすほど野暮なことはないので、今日はここまでにしておきましょう。


けど、来月からはビール券欲しさに朝日新聞にかわってしまうんだよね。

朝日の新年の目玉は「失われた十年」の就職氷河期に大学を卒業した人びとを特集した「ロスト・ジェネレーション 」ですか・・

期待しておきます。