ちょっと古い話ですが、ベネズエラの大統領選では、チャべス氏の3選が決定しました。

http://www.janjan.jp/world/0612/0612166550/1.php


最近、南米では「反米左翼」政権が次々に成立しています。(南米9か国うち6か国が左翼政権)

これは、アメリカ型の資本主義を導入したことによって、国内の格差がものすごくなり、(格差問題は中国なんて比じゃないぐらいひどい)貧困層の不満が反米左翼政権への投票を促したためです。


チャべス大統領は、貧困層の医療費を無料化したり、教育に予算を投入することで、社会主義的な国家運営をしています。

一方で、豊富な石油資源が眠るベネズエラでは、エネルギーによる利益が国家財政を潤し、「大きな政府」と「資本主義システム」をうまく融合させようとしています。


さて、ここからが本題。

この「反米左翼」政権が、国際政治情勢を不安定化させつつあります。

いわゆる資源ナショナリズムによる国内石油産業の国有化は、石油生産効率を下げるだけでなく、先進国側は「今までインフラ設備に投資してきたのに、なんで今さら国有化なんだ!」と文句が噴出。商売の話がエネルギー安全保障とも相俟って、問題を複雑にしています。

ちなみに、日本とロシアの間でおこったサハリン2  契約打切」問題も、ロシアの資源ナショナリズムが遠因となっています。


いろいろと話題が多い「反米左翼政権」と「資源ナショナリズム」。

これが来年の国際政治情勢のポイントの一つになるのではないでしょうか。


核武装をしたがっているベネズエラのチャべス政権は、北朝鮮との太いパイプがあります。

(チャベスはベネズエラの核武装の可能性を否定しています。表向きは。)

北朝鮮からベネズエラなどの南米諸国に核技術が売買される可能性もあります。


もちろん、北朝鮮が外国に核技術を売買したことが判明すれば、アメリカは北朝鮮と戦争をするでしょう。

日本も巻き込まれるでしょう。


来年にそういった自殺行為を北朝鮮がしないことを祈りながら、本日のクリスマス・イブを過ごします。


アーメン。




-------以下、ざ・こもんず ブログより一部引用-----------------

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現在のざ・こもんずの前例を上げるとすると、1885年にパリのサンジェルマン・デ・プレ中心に創業した、今でも人々に親しまれているインテリの老舗カフェ「ドゥマゴ」があります。昔からヴェルレーヌ、ランボー、マラルメを始め、ピカソ、ヘミングウェイなど多くの画家や小説家などに愛されて来ました。芸術家が発想力を高める文学カフェとしても有名です。



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2006.12.23 ●
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