「ほの祖師ヶ谷大蔵にどれほど人が通るか数えよか?」
てなわけで7月1日から一週間24時間ひたすら人を数えた。
自分たちの学校がある町だけ会って、なんども「何しての」って聞かれた。そのたびに「えっ趣味人数えることやねん」なんていいながら。
さすがに3っ日も24時間やってると町の人にも興味を持ってもらえて、
挨拶してくれる人や、何してんの?って聞いてくれる人、なかには「あついやろでジュースあげるわ」なんてひともいた。
こうやって人と人がつながっていく感じがなんかすんげーうれしかった
時には警察に注意され、
時にはおじさんの人生相談をし、
時には営業妨害だからどいてくれといわれ、
時にはけんかを売られ、
深夜暇すぎて「占いやります」なんてやってみたり、
24時間通る人におっきい声で挨拶し、
毎日仲間に差し入れをもらい、
そんな一週間だったけど、町の人とすんごく仲良くなれて本当に楽しかった寝る間も惜しんで仲間が待っている駅前に行くのが楽しみにさえなっていた。
一週間の調査が終わり、我々が店を出す予定の祖師ヶ谷大蔵にどれほどの人が通って、どういった人が通るのかがわかった。
調べた結果は
10代男・10代女・20代男・20代女・30代男・30代女・40台男・40台女・50代男・50代女・家族・カップル・老人
それを1時間ごとに紙に書き出し調査した。
実際自分の目で見てみてこの場所も魅力を改めて感じた!ここに店を出せる
この7月7日までの一ヶ月間はほとんどが話し合いだけで仲間のなかにも
「本間にできんの」
「結局話し合いで夢語って終わるねんろ」
なんて負の風が吹いてた。
それだけにこの共につらい思いをした168時間は俺らにチームワークを生ませ、改めて絶対成功させようって空気になった。