第27回根岸ステークス | 荒スポ ブログ休刊中 Twitter更新中

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「鬼脚」と呼ばれたブロードアピールの出世レース。当時は芝レースが主流だったので、ブロードアピールも芝で使われ、シルクロードステークスでも勝ち鞍がありそれなりの成績を収めていた。しかし7歳を迎え、芝でのスピード勝負に不安が出てきた陣営が選んだのは、ダート2戦2勝の実績を頼みにした根岸ステークス。芝からダート変更は穴人気に推されることは多いが、栗東ステークスでのレコード勝ちという実績で1番人気に推された。鞍上にはシルクロードステークスで騎乗した武幸四郎騎手。レースは最後方からのスタートとなったが、武幸四郎騎手は慌てず馬なりにレースを進めた。4コーナーを回ってようやく追い出しに掛かる。先頭が残り2ハロンの標識を通過する直前までは10馬身以上離れたまだ最後方。そこから「鬼脚」が爆発!残り1ハロンでも5馬身差があったが、肩ムチだけで先頭を差し切り、さらに2着に1馬身以上の差をつけて勝利した。その後の活躍は周知とは思うが、交流重賞を中心に重賞4勝を挙げ、遅咲きのダート女王に君臨した。ディープインパクトの金子真人氏の勝負服はここから輝いたと言っても過言ではないかもしれない。

復調を期した前走が案外。実績のある東京に戻るのは好材料。直線勝負に賭ける。

◎ストローハット