「道営のエース」と呼ばれたコスモバルクが引退して早や4年。ビッグレットファーム総帥の岡田繁幸氏が再び「認定厩舎制度」を使ってJRAへ挑戦状を叩きつけた!東スポ杯2歳ステークスではイスラボニータとの叩き合いの末惜しくも2着。川崎の河津厩舎に移籍しさらに本気度が伺えるプレイアンドリアルに注目だ。相馬眼に長けた岡田総帥が絶賛する逸材で、現時点の評価ではコスモバルクより数段上で、今回は通過点で皐月賞もトライアルのひとつ、生産者とオーナーが夢見る日本ダービーが本番だそうだ。デュランダル産駒ながら距離にも融通が利きそうなので、コスモバルクが成し得なかったクラシックの夢は叶うはず。さらに今回は、京王杯2歳ステークスで押し出されるような形で逃げ、直線で交わされるも二枚腰で4着に粘った南関東2冠馬ナイキアディライト産駒マイネルディアベルがG1に強いMデムーロ騎手で必勝態勢。もうひとつホッカイドウ競馬出身のニシノデンジャラスがJRA移籍で挑戦してきた。最近はダートで活躍馬を出しているスペシャルウィーク産駒だが全体を見渡せば明らかに芝向き。ニシノデンジャラスはダートで善戦しているが勝ちきれないからこそのJRA参戦とみた、最大の惑星はこの馬だ。
ここは通過点。
◎プレイアンドリアル