馬旅・武田競馬観戦記 | 荒スポ ブログ休刊中 Twitter更新中

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4月29日(日祝)

京都で天皇賞(春)と香港でオーデマ・ピゲ・クイーンエリザベスII世カップとG?が行われる日、荒スポ編集部は日本一大きな牛久大仏画像 )で有名な茨城県稲敷郡阿見町にある「武田牧場 」に取材を敢行しました。JRA・美浦トレーニングセンター 近くにある競走馬育成牧場です。ベテランスタッフによる競走馬の育成を行っており、現役の競走馬の休養のための預託も行っている牧場で、毎年春秋に行われる地域住民に馬と親しむ機会を提供し、馬事文化への理解を深めてもらおうという企画に賛同した荒スポ編集部は、朝日が視界を奪う朝6時、途中の事故渋滞も珍しく迂回でき、はじめましての武田牧場 に到着。受付で入場料1000円(馬券購入投票用紙10点分)を支払いプログラム 手渡されシチー号の勝負服 に迎えられながらスタンドへ。早めの到着であったためまだ準備中の模様。
時間があるのでここでコースの説明を。1周は約1100M。草競馬のためスタート は4コーナーでゲート? は使用しません。横一列に並んだかな、という呼吸が揃った時点でスタートします。スタンド前から、うつのみや競馬で使用していたゴール板 を通り過ぎ、緩やかな1コーナーから2コーナーへ。向正面入り口から急な上り坂(スミマセン画像ありません)、ここで体力を温存できるかで直線の伸びが違いそうです。3コーナーから4コーナーにかけ徐々に下り、短い直線 へ!騎手の力量が多くを占めているようです。
続いてレースの説明を。まず午前中の1Rから4Rが予選、各レースの1着2着馬メイン6R第29回武田記念春(G?)の優先出走権が与えられ、3着4着馬は準メイン5R第28回茨城大賞典(G?)に5着6着馬は最終レースへ進みます。メイン以外は1400Mで、メインは2500Mです。
そんなこんなでジョッキー紹介 が始まり、初参加者からベテランまで緊張した面持ちです。今開催の実況 は元北関東競馬・現南関東金沢実況担当の大川充夫アナ と元南関東実況担当の宮下恵子(旧姓佐藤)アナです。宮下アナは現在主婦で、武田競馬のために特別参戦だそうです。「(荒スポ)まったく違和感無かったですよ。(宮下アナ)ありがとうございます」と恐縮されていました。
いよいよ草競馬のスタートです。パドック出走表 を見ながら予想します。予想を投票用紙 に書き、受付で投票券に換えてもらいます。誘導馬 の先導で本場場入場、JRAのファンファーレを使い発走、ウィニングラン、表彰式優勝インタビュー と本格的です。馬券が的中すると「ダイコン」と引き換えです(画像がないということはそういうことです)。
予選が終わったところで、昼休みイベント。まずは「相馬野馬追甲冑競馬 」、引退した競走馬を使用しているので迫力満点 でした。次にビンゴ大会。ビンゴカードを300円で購入。景品はPSP・ポータブルDVDプレーヤー・玄米30kgとなかなか豪華でした(画像がないということはそういうことです)。
予選から進出した馬が出走表ボード に貼り出され、準メイン5R第28回茨城大賞典(G?)が行われました。勝ったのはベテラン石橋騎手のグルジアシチー でした。
メイン6R第29回第29回武田記念春(G?)の発走です。出走表ボードで気づいた方はいますか?エルムS(G?)勝ちのある10歳馬エンゲルグレーセ画像 )が予選を完勝し出走します。武田記念2連覇中のオークシャルフ、予選圧勝のローズクリフと人気を分けあったようですが、エンゲルグレーセは2着。勝ったのは豪快に差しきったハロウィンシチー 、「予選が通って、長距離なら勝ち負け」とコメントを残し、見事有言実行で初勝利がG?となった久保田騎手口取り写真 でも喜びを爆発していました。最終レースもベテラン石橋騎手が勝利しました。なお本日のグッドルッキングホース賞はクリスタラン 、優秀技術騎手賞は独特なヘアスタイルでも沸かせた今井騎手が受賞されました。
あくまでもスタッフの技術向上を図る催しで勝負ごとは二の次です。当日は、みなさん実力をいかんなく発揮されていたと思います。大変楽しい企画で次回は10月7日(日)を予定しています。是非、体験してください。詳しくは「武田競馬 」をご覧ください。

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