引っ越しする際に少し息子の反応を心配していたのだけど、私が思うよりも柔軟でした。今度から違う学校に通うこと、キンダーで一緒だったお友達には会えなくなることを伝えたら
"I'll miss them, but I'm not sad. I can make new friends at my new school!"
ですって。
息子なりに成長したなぁ、としみじみ。ただ、引っ越し前後はどうしても構ってあげられないことも多くて、一段落した今でも仕事が始まる前に片付けてしまいたいことがてんこ盛り。この暑さで外遊びに付き合うのもキツイし、どうしてもテレビに頼ってしまいがち。そのせいで息子のスクリプティングや意味不明な独り言が増えるという悪循環
というわけで、来週からサマーキャンプの予定だったけど今週から行ってもらうことにプール、サイエンスセンター、レゴランド、州立公園等色々連れて行ってもらえるし、家で私とだらだら過ごすより有意義なはず。と思ったのだけど、息子に聞いても他の子の名前も全然覚えてないし、誰かと一緒に遊んだのかどうかも曖昧。話を聞くと他の子とゲームしたようだけど、1人で遊んでいたと言うし…うーん。息子は楽しいのだろうか。
「キャンプ楽しい? 他の子と遊べなくて楽しくないなら無理に行かないで家にいてもいいんだよ」
と、甘々な白人ママみたい(独断と偏見に満ちたイメージ)なことをいう私。でもキャンプ代高いから元は取りたい…。
「楽しいよ。明日も行きたい」
よくわからないけど本人行きたがってるし、特に問題はないようなので様子見です。サマーキャンプ2日目にして水筒失くしたのでそこは気を付けてほしいけど。
今回引っ越しのついでに夫の祖母の形見を処分しました。というと血も涙もない奴に聞こえるかもしれないけど、私にも言い分はあるのよ。
彼女が亡くなったのが約8年前。義母を含め6人の子どもがいるのだけど、特に義母はお婆ちゃんを大事にしていて、亡くなる前の数年間はほぼ毎日会いに行っていた。亡くなったあと、お婆ちゃんの形見を処分するのは忍びなかったようで、食器セットやら絵画やらを押し付けられた夫と私。

Franciscan Desert Rose
昔ジャクリーン・ケネディがホワイトハウスで使用したことから人気が出たとか何とか。この食器セットを押し付けられ貰い受けてティーカップから何から色々揃ってはいるのだけど、正直特に好みではない。引っ越しを期にいい加減自分の好みのものを買い揃えたい、と言うと夫も異論なし。義母にもう使わないから今度遊びに来た時にでも持って帰って、と言ったようです。
絵画も一度も飾られることなく地下室に保管したまま。なんか、飾った途端にお婆ちゃんの家っぽくなるっていうか。何とか救済でないものかと思って
「この木の額縁のせいで余計に古臭く見えるのかも。額縁変えたら案外イケ…」
「ないだろ」
と、めずらしく夫がバッサリ。
「マムに電話して聞いたら"飾る場所がない。でも、その絵はお祖父ちゃんが入院してたときになんたらかんたら"って。捨ててほしくはないみたいだけど、自分たちが要らないものを押し付けないでほしいね。引き取って家に持ち帰るか聞いたら要らないっていうし」
「えー…自分たちが要らないのに私たちに持ってろって? 要らないものを引っ越しのたびにあちこち運ぶつもりはないわよ」
"Yeah, no shit"
というわけで、食器セットは引き取られる予定。絵画は処分されました。
形見押し付けられるとか本気で困る