Don't Burn Bridges
仕事をしているとちょいちょい聞くフレーズです。直訳すると「橋を燃やすな」だけど、実際は辞めるときに前の職場の人と絶縁したり、暴言を吐いて戻ってこられないような状況を作るのはやめましょう、という意味
特に地元で転職する場合は本当に人間関係の大切さを痛感する。心エコーの技師なんて数が少ないから、応募した先に知り合いであったり、知り合いの知り合いがいたりするのはざらにある。何も積極的にネットワーキングに精を出さなきゃいけないわけではない。ただ嫌われるようなことをしたり、患者に苦情を言われるようなことをしなければいいだけの話。
なぜ急にそんなことを思ったかというと、以前の上司であるライアンが「アンドレア•ブランク（仮名）って知ってる? うちの病院に応募してきたんだけど」とテキストを送ってきたから。ええ、知ってますとも
エージェンシーから派遣されていたのだけど、画像はひどいわ、陰険だわで他の技師から好かれてはいなかった。結局最後は患者の苦情が元で契約を打ち切られた。後から聞いたところによると、彼女が担当した患者は耳が聞こえない聾唖者で、検査が痛すぎて泣いて止めるように頼んだにも関わらず彼女は検査を続行。その患者が虐待されたと担当ナースに報告し、HRまで巻き込んだ騒動になったらしい
これが健常者であれば多少話は違ったのかもしれないけれど、殊にアメリカは障害者の権利に関して敏感。この聾唖の患者は意志を尊重されずに痛めつけられたと感じてしまった。聾唖だから蔑ろにしたと受け取られても仕方のない対応をしてしまったのだと思う。ライアンには「うーん、お勧めはしないわ。画像も態度も良いとは言えないし、患者からの苦情が原因で契約打ち切られてるし…」と返しておいた。
つい最近アンドレアの家の近くのC病院でフルタイムの技師を募集していたが、ここも無理だろう。何と言ってもケイティの転職先。ケイティとアンドレアはお互いに嫌い合っていたし、アンドレアが応募したらケイティがスーパーバイザーに何か言うのは目に見えている。アンドレアも働かなきゃいけないだろうし、気の毒だとは思うのよ。でも、彼女のことを知る人間は一緒に働きたいとは思わないだろうし、他の人にお勧めもしないだろう。うん、同僚とはほどほどに仲良くしつつ、真面目に仕事をしよう...と改めて思いました
近況
クソ忙しいです。自縄自縛とは正にこのこと。結局オファーをすべて承諾して現在仕事が4つ。収集付かない状況になってます
私は馬鹿なのか?H Cardiologyは週に2回くらいかな〜、と思っていたら週に3〜4日でも来られるなら来てほしいという嬉しい誤算。エージェンシーはたまに入る程度だから良いとして、A病院とC病院、両方は到底無理っす!という状況。しかし一旦承諾したC病院のオファーを取り消すのも気が引けるし、もうA病院に素直に「無理っす。もう働けないっす」って言うしかないだろうなぁ
みんな、ゴメンよー。
あ、車買いました。Subaru Outback 2022です。比較的新しいとはいえ、中古で$35k...家も車も何もかもが高い
あとは息子がダニに噛まれてしまいまして。耳にくっついていたのをABAセラピストが発見してくれました。見えづらいところだったので見つけてもらって本当に良かった〜!Urgent Careで取り除いてもらったけれど、暴れて大変だったらしい。取れなかったら病院で全身麻酔になるところでした
抗生剤を処方されたけれど、もちろん飲むはずもなく…。飲まなかったらそれはそれでいいけど、感染症の症状が出ないか注意して見ておいてね、ですって。ああー、何事もありませんように。