ただ今白熱中のワールドカップ。
先日、とある外国人選手について、お昼のニュースで報道されていました。
同選手、国歌斉唱の時にお泣きになったのです。
移動しながら11人の顔を映していくカメラ。
皆、上目遣いで、張りつめた表情をしている。
そんな中、1人だけ、その選手はうえっくうえっくと、顔を歪ませているのです。
なんでも、憧れのブラジルと対戦できるコトがすごくうれしかったんだとか。
そういうの、すごく珍しかったのでしょうか。
日本のテレビスタジオの人達は、
「まだ開会式なのに!」とか、
「これ、試合終わった後の映像じゃないんでしょ??」とか、
驚きのコメントをしていました。
でも、考えてみて。
大入りの巨大スタジアム、
まばゆいばかりの照明、
観客の大声援。
目の前には夢にまでみた強豪チーム。
しかも、そのチームと、これから1つのボールを奪いあうんだ。
彼らの汗や、あつい息づかいを間近で感じ、カラダとカラダでぶつかりあうんだ。
選手の気持ち、ソウゾウしただけで、トリハダじーんです。
もう、こっちも涙が出てきそうじゃないですか。
とっても、美しい話じゃないですか。
でも、スタジオの雰囲気はそんな感じじゃないんです。
なんだか、おもしろ半分な空気。
「みましたか?みなさん!カレ、泣いてますよ!まだ試合始まる前なのに、ですよ!これ、試合開始前の映像なんですよ!?みてますか?みなさん!」
そんなコメントはなかったけれど、あの場の空気、そんな風に見えました。
その選手が、憧れの対戦相手を目の前にするまで、どれだけの練習を積んできたか。
サッカーにどんな情熱を注いできたのか。
試合の前日、ベッドに入る前はどんな気分だったのか。
そういうコトにはだーれも触れない。
「試合会場で、まだ(試合としては)何も始まってないトコロで号泣した、珍しい選手」
とっても表面的なブブンだけ、取り上げて、
もっとディープで、ニンゲン的で、アツいブブンにはほっとんど触れない、この報道。
あまりにも、うすっぺらすぎて。
とても残念。
先日、とある外国人選手について、お昼のニュースで報道されていました。
同選手、国歌斉唱の時にお泣きになったのです。
移動しながら11人の顔を映していくカメラ。
皆、上目遣いで、張りつめた表情をしている。
そんな中、1人だけ、その選手はうえっくうえっくと、顔を歪ませているのです。
なんでも、憧れのブラジルと対戦できるコトがすごくうれしかったんだとか。
そういうの、すごく珍しかったのでしょうか。
日本のテレビスタジオの人達は、
「まだ開会式なのに!」とか、
「これ、試合終わった後の映像じゃないんでしょ??」とか、
驚きのコメントをしていました。
でも、考えてみて。
大入りの巨大スタジアム、
まばゆいばかりの照明、
観客の大声援。
目の前には夢にまでみた強豪チーム。
しかも、そのチームと、これから1つのボールを奪いあうんだ。
彼らの汗や、あつい息づかいを間近で感じ、カラダとカラダでぶつかりあうんだ。
選手の気持ち、ソウゾウしただけで、トリハダじーんです。
もう、こっちも涙が出てきそうじゃないですか。
とっても、美しい話じゃないですか。
でも、スタジオの雰囲気はそんな感じじゃないんです。
なんだか、おもしろ半分な空気。
「みましたか?みなさん!カレ、泣いてますよ!まだ試合始まる前なのに、ですよ!これ、試合開始前の映像なんですよ!?みてますか?みなさん!」
そんなコメントはなかったけれど、あの場の空気、そんな風に見えました。
その選手が、憧れの対戦相手を目の前にするまで、どれだけの練習を積んできたか。
サッカーにどんな情熱を注いできたのか。
試合の前日、ベッドに入る前はどんな気分だったのか。
そういうコトにはだーれも触れない。
「試合会場で、まだ(試合としては)何も始まってないトコロで号泣した、珍しい選手」
とっても表面的なブブンだけ、取り上げて、
もっとディープで、ニンゲン的で、アツいブブンにはほっとんど触れない、この報道。
あまりにも、うすっぺらすぎて。
とても残念。