随分と久しぶりの投稿となります…!
(あ、アニメーションは無事完成して、卒業しましたー)

さて、これはmixiにも書いたコトなのですが。

 2010年4月13日火曜日午前9時18分ころ。
 「それ」は突然起こりました。
 その時、目の前のパソコンの画面では『トイ・ストーリー2』が流れていて、開始50分くらいの地点。
 カウガール人形ジェシーが、身の上話を語る、とても切なく感動的なシーン。
 そのシーンの最中に、ジェシーが一瞬、とても悲しそうな表情をするのですが、その時にヤラレてしまった!

 体の中で何かが”ぼんっ!”となって、目頭がじーんとなって、あったかい涙がじょぼじょぼ溢れてきたんです。鼻水はじゅるじゅるで、声も少しもれたくらい。
 いやー、恥ずかしながら、久しぶりにホンキで泣いてしまった(笑)


 とてもステキなシーンなので、いつも危うくなるのですが、でも今回。
 目から汗が出たのは、ジェシーの眉毛がハの字になったからでも、ウッディの口がへの字になったからでもないんです。



 なんだか、目の前ですごいコトが展開されてるぞ!?って、ぶっとんだんです。
 目の前のジンブツ達は、結局のトコロ、最新技術がうみだしたデジタルのキャラクター達なんだけど、彼らの演技は繊細で、魅力的で、活き活きしていて。
 そして、彼らを語るストーリーや、包む音楽は強烈なうねりになっていて。それらがこっちの心臓にものすごい一撃をカマしてきた!


 でも、涙が出たのは、Pixarっていう、CGアニメーション界の大御所のウルトラ級の技術を目の当たりにして、「自分は全然足りてないな」とか、「もうおれどうしたらいいの!?」ってなって落込んだからでも無い訳で。


 なんだか、「もう1つ」の世界を作り出すって、とんでもないコトだと思ったんです。
 とんでもなく、すばらしく、かっこいいコトだと思ったんです。
 強烈で、激しくて、楽しいコトだと思ったんです。
 そういうモノ(果たして「モノ」っていう表現がイイのかどうか…もっと、大きくて、強い感じのコトバだと思うんだけど…)が、世の中に存在してるのが、たまらなく嬉しくなっちゃった。

 そう、これは、真っ昼間のうれし泣き。
 
 そして、そういうので泣ける自分がちょっとうれしかった(笑)

 神様なんて信じてないけど(忘れ得ぬ中学2年の2月14日 爆笑)、もし神様がいたとしたら、今日はホンキで感謝する。
 たまには粋なコトをしてくれるんだ。



















 これで終わったらめでたしめでたしなのだけど。
 この3時間後に、部屋の本棚が崩壊する。
 おまけに自転車の後輪がイカレて、走行不能となる。
 小春日和のお散歩は急遽中止され、真夜中まで、ホコリとあせにまみれることになる。
 ほんとに。
 神様はホントに粋なコトをしてくださる。