~ソツセイ 悪夢のラテックス地獄からの一時解放~

 数日間、更新が滞っておりましたが、この間、何をしていたのかというと、シリコン型に絵具で色をつけたラテックスをうすーく塗り、ドライヤーをかけて乾かす作業をひたすら続けていました。
 朝から晩まで、手にするのはシャーペンとドライヤーとおはしっていう生活!
 あまり愉快ではない!
 
 でも、その甲斐あってか、人形の一体、女の子の方はほぼ完成しそうです。後は両手を別に作って、衣装を作って、アタマを量産して(差し替えするため)、色を塗ったら出来上がり!
…まだ結構ある!

 
 そして、男の子の方の人形。彼のカラダは思ったよりも大きく、消費するラテックスの量はかなりのもの!
 さらに、乾かす時間も半端じゃなくて、思った以上に苦戦しています。
 さらに、さらに、混ぜる塗料を間違えて、途中から色が変わるという失敗…!あー!もう!

 
 でも、オモシロい事実が明らかになりました。
 「絵具」っていう画材は、一般的に、顔料と、その顔料を紙に粘着させる「接着剤」で出来ているそうです。
 その「接着剤」の種類は、膠とか、アラビアゴムとか、卵とか、かなり多彩です。
 で、その「接着剤」の種類によって、顔料は同じでも、出来上がる色の色見は様々に変わるらしいのです。

 下の写真を見てみてください。

メイキング・オブ・ほにゃららほにゃらら-色の違い

 シリコン型に流し込んだ着色ラテックスなのですが、どちらも使用した色の名前は「バーント シェンナ」です。でも、濃い方は「リキテックス」の「バーント シェンナ」で、薄い方は「アックリルガッシュ」の「バーント シェンナ」なんです!
 いやー同じ色でココまで変わるとは!

 苦笑いを浮かべつつも、いい経験したな、と思いました。


~B31教室で壁紙制作~

 8/6から学校閉鎖になってしまいました。
 最終日、5日も作業をしたのですが、愚かなことに、過程を写真に納めてくるのを忘れてしまったようです!
 17日からまた学校が開くらしいので、その時にまた出向いて撮ってきます。