The Bar Bojoeのブログ "Making the road"-201005211925000.jpg



つめたい春の雨が傘を
たたく


闇に呑まれた街に
人々が吸い込まれていく



笑顔で行き交う人達に混じった一人ぼっちの僕がいる


まだ見ぬ未来に怯えて
不安で前に進めない



ただひたすらにボールを
追いかけた日々が
今となってはとても懐かしい



田舎の母は元気だろうか


パートは続いているのかな

持病はひどくなってないだろうか




こんな日は
一杯だけ飲んで帰ろう


マスターの元気な「いらっしゃい」に甘えて


ゴッドマザーにしよう
ウオッカは濃いめで


今日という日がリセットできたら
帰って母に電話でもしてみるか



(ゴッドマザー)
ウオッカ45ml
アマレット15ml

氷を入れたオールドファッションド・グラスに注ぎ
ステアする
The Bar Bojoeのブログ "Making the road"-201005191955000.jpg



合縁奇縁
「あいえんきえん」


人と人の出逢いは縁という不思議な力によるもの




産声をあげて生まれ

校庭を走りまわり

石ころにつまずいた

傘を忘れてずぶ濡れになり

おしゃれに興味をもち

殴りあいの喧嘩をして

受験という名のもとに
勉強をした

初めての煙草にむせ

ジョッキ一杯のビールに酔いつぶれ

不似合いなリクルートスーツで出社し

上司のご機嫌を伺う事を
覚えた

一人酒場で愚痴をこぼし

休日には布団を干した

料理の腕前を上げ

新しい車も手にいれ

ゴルフのスコアもそこそこになった


空を見上げる余裕が出来

月明かりをいとおしく思えた

春夏秋冬に日本を感じ

道端の花に勇気を貰った




今から君を迎えにいく

あみだくじのように
左右に揺られた人生で
時間がかかってしまったけど…


沢山の出会いや別れを
心の糧にして

手をつないで最初の一歩を踏み出そう



キールで乾杯をしたら

その箱を開けてごらん

僕が薬指にはめてあげるから


(キール)
白ワイン4/5
カシス1/5

白ワインを注いだグラスにカシスを注ぐ


フランスはブルゴーニュ地方ディジョン市のキール
市長に由来したカクテル
The Bar Bojoeのブログ "Making the road"-201005182237000.jpg



いきなりですが種明かしビックリマーク


角瓶のキーモルトは
バーボンバレルで熟成させた白州のモルト原酒



角瓶にはバニラのような
甘い香りがします



バニラ香はバーボンバレルで熟成させたモルト原酒にみられる特徴的な香りです


バーボンバレルとは
バーボンの空き樽で
樽材はホワイトオーク


内側をしっかり焼きます



樹木には(セルロース)、
(ヘミセルロース)、(リグニン)という三大成分が
あります



バーボンバレルにバニリンが多いのは熱を加えた
(リグニン)の成分に由来
します



しっかり内側を焼いた樽に寝かされ、歳月を積み重ねたウイスキー



琥珀色した液体は
沢山の木の成分を含んで
いるのですニコニコ



時にはそんな事を感じながら
角瓶のハイボールを飲るのも、
ロマンチックですよね
The Bar Bojoeのブログ "Making the road"-201005161956000.jpg



ライムが効いてスッキリした有名なカクテル


「ギムレットには早すぎる」という

名文句があるぐらいニコニコ


イギリス生まれのカクテルです


プリマスジンとローズ社のライムジュースを使って甘口につくられていました


最近はドライジンをベースにフレッシュライムジュース、砂糖1tspのレシピで
ドライな口当たりに
仕上げる傾向にあります


シェークしてカクテルグラスに注ぎます


アルコール度数は強め

しかしいくらかフォーマルな感じがしますから

友達同士でワイワイ賑やかな時はシェークしないで

ロックグラスに絞ったライムとドライジンを注いで
ビルドするジンライムが
カジュアルでいいかも…




またジンの代わりにウオッカを使うと
ウオッカギムレットになります



ドライジン3/4
ライムジュース1/4
(コーディアル)

シェークしてカクテルグラスに注ぐ
The Bar Bojoeのブログ "Making the road"-201005131947000.jpg



サントリーが世界に誇る
シングルモルトウイスキー

その蒸留所は
宇治川、木津川、桂川が
淀川となり、朝霧にけむる大阪府三島郡島本町にあります


(水生野)→みなせの
とよばれた誉れ高いこの
名水の地には千利休も
待庵という茶室を構えたほど
抜群の水質をほこります



サントリーの前身、寿屋
によって日本初のモルトウイスキー蒸留所がこの地に開設されたのが1923年


創業者で当時社長の鳥井信治郎は初代工場長に
竹鶴政孝(ニッカ創業者)を招き
本格ウイスキーづくりを
スタートさせます


国産初ウイスキー白札をかわきりに続々と発売


山崎蒸留所60年を記念に
シングルモルトウイスキー山崎を発売


添付の商品
12年は多彩なトップノートをもち口当たりなめらか
竹林を通る水を使うためかどことなく土の感じが…


18年はシェリー樽で長期
後熟されたものでまろやかな重厚感が漂います
ほどよいスモーキー
丸みのある甘さなど
バランスは秀逸



その他ラインナップは豊富

2006年には山崎35年

2005年には100万円もする山崎50年を数量限定で発売するも

両者とも当日完売!!

その人気には驚かされます

まさに世界に誇る日本の
ウイスキー


山崎……恐るべし