ゴム弓を使うな!と書いたものの、このタイプのものを使うなと言うことです。

(これを「ト型」と呼ぶことにした)

 

握る部分の上下にゴムがついているDの形のものを使って欲しいです。

 

ではなぜ上の画像のタイプのゴム弓を使うべきでは無いのか。

それは実際の弓から受ける力と異なる力を受けるからです。Dの形なら実際の弓と同じように上下から力を受けられます。しかし、ト型は上からしか力を感じることができません。なので弓は横から見ると\になろうとします(上側が自分のほうにくる)。と言うことは、それを抑えるために無理やり上押しにしたり、手の内をうまくなるためにやってはいけない3つの事にあるこの部分で弓を押さえつけてしまう。

 

前者であれば修正することは容易であると思いますが、後者の癖は直すのがなかなか大変で且つ手の内の見た目、効き目は最低レベルです。

弓道は、一度ついてしまった癖は良くも悪くも変えることが難しいです。そのため、原因を見つけることが解決の近道です。
ですがあなたの骨格や体つきはあなただけのものなので、誰かはできるが私はできないと言うことがあります。それが悪い癖であれば修正する必要がありますが、それと同時に癖はあなたの個性でもあります。何でもかんでも手本に寄せる必要はないと思います。
 
脱線してしまいましたが詰まるところ
実際に弓を使わない練習でも限りなく本番に近づけることが効率よく上達するためのポイントです。
 
今回は少し短いですがこの辺りにしましょう。