ストレスマネジメントは早期発見早期対処で、いろいろな技を身に着けるに越したことはない。状況、ストレッサーの種類、時間的猶予などを使い分けるくらいには知悉している方がいい。防具なのだから。ストレッサーを攻め滅ぼせば解決、とか言わない、できるなら最初に手をつけている。

 

文房具と読書のブログで何が言えるかというと、文房具での気分転換くらいだ。筆記具は常にペンケースいっぱいに入れている。この案件気が乗らないなあ、じゃあカヴェコスペシャル0.7mmで書くか、慎重に間違えないように、じゃあプロユース231だな、長時間集中だな、じゃあLEUCHTTURM1917 Drehgriffel Nr.2でいこう、などなど。

 

ここでもう一段の気分転換が必要になったとき、さあどうするとなる。急に打ち合わせが入る、話しかけられる、電話が鳴る、チャットが飛んでくる、メールが入る、水入りは相撲とは比較にならないほどに頻繁だ。こういうときの秒でできる気分転換はざっくり3通りある。まず、色違いのシャーペンに変える。色による気分転換だ。次に、同じシャーペンで芯の太さを変える。指先の力加減を変えて気分を変える。最後、その時一番使いたいペンに変える。まさに気分転換だ。

 

一つ目の色違いのシャーペンが肝で、視覚的な変化以外は変化させないのがポイントだ。特に家で勉強しているときは、ほとんど邪魔が入らない中で如何に集中力を高めるか、やる気を維持するかが出来不出来の分かれ目になる。今手元にあるシャーペンでは、LEUCHTTURM1917 Drehgriffel Nr.2、ぺんてるSMASH、ゼブラTECT2WAY、トンボMONOgraphだ。

 

ストレスコーピングの使い分けは普段から効果を試しておかないと意味がない。そして、ストレスコーピングが効かない深刻な状況に陥る前に実行しないと意味がない。つまり、万能の策ではないし、効果は限定的なので、早め早めに手を打ってこそのストレスコーピングである。最近禁じ手を使ってしまった。有酸素運動、ジョギングだ。膝がガクガクで、5ccほど膝の上部に水が溜まってしまった。