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首藤健祐がお届けするラジオの深夜放送的ブログ。
車椅子の少女がいた。
彼女は「あそこまで歩いていきたい」といった。
「危ないからだめよ」
「いつも車椅子で行ってるでしょ」
まわりにいた先生たちはいった。
彼女はとても悲しそうだった。
もう二度と歩きたいとはいわないだろう。
見せかけのやさしさは、少女の未来と可能性を奪っていく。
先生たちは家に帰り、後悔で夜も眠れないだろう。
自分の身を守っているだけだということに、きっと気づくだろう。
そうだよね?
強く、強く、願っている。
そうじゃないなら、
お願いだ、先生になんかならないでくれ。
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僕たちが首を絞めあっている雁字搦めのロープの迷宮で、
少女のS.O.Sが鳴っている。
パンクロックをはじめて聴いたときみたいに、
涙が僕を破壊した。
大丈夫だよ。
世界をかえるから。
今宵も眠れない音楽。
SION - 12号室
また、いつか、ここで、あいましょう。